love laboratory

TMRのうろおぼえライブレポート。今はほぼ過去ログ置き場。

『Progress』 宇都宮市文化会館 大ホール(1階 3列)

怒濤のウィークリーライヴレボリューションだった10月から1ヶ月ちょっと。季節はすっかり冬になり、西川君も南と西をまわって再び関東圏に帰って来ました♪TMRin宇都宮。宇都宮といえば隆!!ではなくて、知る人ぞ知る涙のJTツアーの想い出。いや、もう今更掘り返す気もないので語りませんが、ライヴで感動したとかとは別であれほど泣いたのは最初で最後(にしたいなあ)。ってことで一種トラウマでもある栃木。まあ行かなかったJT2の宇都宮での挽回ライヴのこととかも小山市在住はすみ嬢に聞いていたので、もう大丈夫(?)だとは思いつつやっぱ不安はつのる。そして行きの電車の中でhisashi氏と散々今のTMRの現状と今後の行き先を憂う。ひたすら感情最優先な私と違ってhisashi君は本人曲を創ったりしている人だけあって、戦略とか冒険とか方向性とか冷静に見てるので、かなりシリアスに語ってしまった。

まあそんな暗い話も小山まで。そこからははすみさんの愛車ヒロ(笑)に相乗りさせていただいて、一路宇都宮へGO!何故か車中で盛り上がったのは聖闘士星矢だったり道中見つけたコーヒー&パブの円舞麗夢(エンブレム)という店の名前だったり、宇都宮でナビをして下さったマイさんとは初対面だったにもかかわらず、あいかわらずな僕ら(笑)宇都宮市文化会館は外観は新しめでキレイなんだけど中は不思議なポーズの像(嵐というタイトルだった)やレトロなシャンデリアがあったりと一歩入ってかなりお気に入り(笑)そうそう、ようやく宇都宮にてツアートラックを発見したので皆で記念撮影も忘れずに。トラックには赤バージョンと黒バージョンがあって、例の円舞麗夢、いやもといエンブレムも入っててめっさカッコイイの♪

そんなこんなで騒いでるうちに日も落ちて入場スタート。私のprogress tourのチケット運、コワイくらい良かったけど、今回はその中でもピカイチ☆の3列目!!!実際に席に着いてあまりの近さに始まる前からドキドキ☆席が近ければもしノリが悪くても自分は楽しめるから、席の近さにライヴの不安も吹き飛ぶ(ゲンキン)。カゲアナが入って、みんな立ち上がって、いつの間にやらみんなでturboコールを始めて、じわじわと盛り上がってく。流れ始めたresurrection・に歓声も高まり幕が落ちてLIVE REVOLUTION@宇都宮、開幕!!!

HEAT CAPACITY 衣装はベージュのスタンダードヴァージョン。もう私はprogress tourのライヴも5回目だけど、何度体験してもこの1発目の瞬間はたまらなく気持ちイイ。そして今回、自分の席の近さやテンションの高さから贔屓目にみてるわけじゃなくて最初から会場の盛り上がりがすごい。どーしちゃったんでしょうね!?ワタシタチ。そんなに飢えてたのカシラ(笑)そして勢いのまま2曲目。アレ?この懐かしいイントロは・・・?Burnin' X mas 予想して然るべきだったのに、かなり度胆を抜かれてびっくり!!いつから差し換えになったのかわからないけど、HOT LIMITからBurnin'に変わってるんだもん。いや、確かにもう夏じゃないし季節柄Burnin'をやるのはむしろお約束?HOT LIMITがくると思ってただけに油断してた(死)。でもBurnin'(大好き)やってくれてめっちゃ嬉しい♪それからドトーのWILD RUSH この流れはわかっていても、初っ端からかなり飛ばし過ぎて疲れる(死)西川君が一枚ずつ衣装を脱いでくように、我々もココロもカラダも熱くなって、気が付くと脱がされてるのよね。熱い風の誘惑はなくとも、気が付くとすっかり甘い罠にかかってるの(笑)I.D.~LOVE ME CRAZY~ シングル3連発が終わっていよいよツアーの要ともいえるアルバム曲へ。でも今までの勢いが衰えることもなくいいテンションを保ったまま続けてPrivate Storm ここらへんはまったりとリズムに任せて酔う。B’zみたいだとかナンダカンダ云いつつも、やっぱりナマで聴くとバリバリTMR節がきいてる。last resort まあ毎回お約束ながらバラードで一泣き。別にね、感情移入してるわけじゃ全くないのよ(当然)。なんて云うか私の場合バラード=涙が既にパブロフの犬と化しているの(死)。まあそれまで激しい運動していてバラードで一気に力が抜けるから、いわば生理現象で涙が出てくるとも言えなくはない。ホラ、涙は心の汗だから(笑)

MC 座ってまず一声に『すごい盛り上がってんな~お前ら』みたく云われて猿の様にはしゃぐ我々(笑)『今の所(このツアーの中では)一番(の盛り上がり)かも・・・』なんて云われて、猿化が倍増し(笑)。『そんなに最初から飛ばしてると最後までついて来れないぞ。どーせお前ら普段運動してないんだから(笑)』『喜ぶな!!それはお前らがみんな身勝手に盛り上がってるってことで、いわば場の雰囲気が読めてないってことだぞ』なんて云いつつもすごく御機嫌♪で、何だかこっちこそ『どーしたの!?西川君!?』ってカンジ。恒例の野郎チェックではバッチリ隣のhisashi君も立ち上がってアピール。今回、どこの会場もオトコ多い。ちゃんと前の方の見えるところに多い。そうそう西川君、宇都宮は今回のホールは初めてだけど今回で3回目で、1回目と2回目は同じところだったとか主張してたけど、違うホールよ!!もう既に1回目の記憶なんてないのかしら?(まあそっちのほうがいいのか?)そして例のアコギを片手に持って、次に行く前にBORDINGの話をして、みんなで『聴きたい~!!』と駄々を捏ねてたら照れながらもワンフレーズだけ披露してくれて、すごいサービス☆嬉しい!!予想はしてたけどバラード。その時は感動してしっかり心に刻んでおこうと思ったのに、勿論もうすっかり忘れてる・・・

HEART OF SWORD 何だか暫く聞いてないうちに(って云っても1ヶ月ちょっとだけど)西川君、アコギも上手くなっててビックリ!!最初の方はギターに集中するあまり歌詞間違えたり、かなりぎこちなかったのに。(失礼。)伊達に全国回ってないね。まあサポートが二人も入ってるからアラが目立たないだけかもしれないけど、弾き語りもかなりサマになってきて感動☆

蒼い霹靂 ヘキレキは何度聴いても名曲☆今までのツアーでもかなり優遇されててほぼ毎回アレンジ変えたりで演ってるし。歌詞も間違えなくなったね。(別に一々チェックしてるわけじゃないけど、多分歌詞間違え率No.1じゃないかしら?) fragile 正直最初の頃はCDで聴く分には好きだけど、あんまりライヴで聴いて嬉しい曲じゃないかも・・・とか思ってたけど、何だか聴く度に味が出てきて今ではライヴで聴きたい曲のひとつ。ライティングとか見るのは席が離れていた方が綺麗で感動☆なんだけど、近いと吐息のような音やブレスまでも聴こえてきてゾクゾクする。 resurrection・ 今回もまたスナオサイドだった私達は、ここぞとばかりにスナオオンステージを魅せつけられてしまった(死)。←いや、スナオちゃん好きですよ。でもスナオちゃんの半分でもいいからもっと山田君(LOVE)が前に出てきて欲しい。リズム隊に派手さを求めちゃイケナイとはわかってるけど・・・

魔弾~Der Freischutz~さて、ステージ最高段にポップアップで登場して、ここからはノンストップの後半戦。今までも座間10列目、千葉6列目とかなり近くで見てきたけど、やっぱり3列目は近い!!例の黒いシースルーのマスクに覆われている口の動きもハッキリわかるんだもん。スケスケなやらしい衣装も(笑)BLACK OR WHITE? version3 BorW?もやっぱり断然V3より元祖の方が好きなんだけど、ことprogressのアルバムとツアーに関してはV3も好き。あのサビの最後のBlack or White?のところでライトで黒白に照らされて『ワーッ』ってなる瞬間がイイの♪あと、今回のホールは他のホールに比べて重低音が足下からずんずん響く。まるでヴェルファのように。それもまたカラダにズンズンとキて気持ちイイ。WHITE BREATH さて、ここで黒のジャケットを脱ぎ捨てて二の腕も出してやらしさ度UP!ちくびやお臍のよこのほくろもバッチシ見ちゃった!!(なんて云ってるからエロとか云われるんだろうな・・・)VITAL BURNER きました!お待ちかねのVITAL BURNAR!!私にとっては座間、千葉と、触れそうで触れない~♪と涙をのんできたこの曲。とうとう触りました!!!いや、今回は3列目だったけどわりと中央よりだったし、サイドじゃないから絶対無理だと全然期待してなかったんだけど、横の人まで勢いで出ていったのでhisashi君と私も駆け寄って、それでも到底ステージには手が届かない距離で、また直前でおあずけ!?かと思ってたら、西川君が客席に背中から半分ダイブしてきて(エビゾリ状態)届きました!!髪の毛と肩から二の腕のライン!!!もうみんなで服を引っ張るわ(脱がせようとしている?)もみくちゃにするわですごい状態(殺)。まさに餌に群がる鯉!!ああ、今まで手に触れたことは何度かあっても髪の毛は初めて(そりゃそうだ)。パサパサだったけど、気持ちよかった・・・(悦)。髪の毛を触るというのはS●Xより後の行為((C)ペケ/新井理恵)ということで、とうとう私もオトナの関係に!!(爆死) LOVE SAVER 興奮状態のままLOVE SAVER!!客席に放ったペットボトルの水もかぶって気分は最高潮!!欲を云えば一口でも口をつけてから浴びせてほしかった(変態)。最高に気持ち良くって、カラダもココロも熱くなっちゃって、ホント、燃え尽きたい感じがたまらない(笑)。こうやって君に墜ちていくの(死)。 Trace Millennium Road 何だか一気に走り抜けて、気がついたらもう!?って感じ。つくづく思うけど、TMRのライヴは回数を増すごとに西川君の成長もさることながら、バンドとしてのクオリティとかも確実に上がってきてる。西川君も心なしかちょっと痩せた?(とはいえ相変わらず細いけど)ように見えて、全国まわっているうちに削ぎ落とされてきたんだな、と思う。カラダだけじゃなくて精神的にも。目には見えないけど確実に、削ぎ落とされて、また新たに身につけてきたものがここにある。感動、なんて言葉にするとすごく安っぽいけど、でもこれこそTMRでしか味わえない感動。

西川君とサポメンがステージを去った後も興奮冷めやらず、即会場一体となってターボコール♪&ウェーブ(笑)ドームや武道館のような円形の会場ならまだしも、ホールでウェーブはちょっとねえ・・・と他のホールで一部の人が煽って(何が嫌いってウェーブはいいんだけど、こういうことを率先的に我が物顔で始めるヒトタチが嫌いなのサッ)ウェーブやってても冷めて見ていることの多いこの私も、もうノリノリでウェーブ♪1階から3階まで綺麗にウェーブがきまるのはやっぱやってて楽しい♪ウェーブも一段落してまたターボコールが一際大きくなったところでステージライトがつく。en1.Master Feel Sad また例の方々が出てくるかと思いきや、フツーに衣装だけ変えてアタマは何のデコレーションもナシ。もう飽きて止めたのかね?ギターの上手い下手なんてよくわからないけど、西川君、私の素人目にもわかるくらいギター上手くなってる。ギターソロで弾いてる曲やアレンジも変えてきているらしいけど、ゴメン、よくわかんない(死)。でも西川君が狂った様にギター振り回して口で弾いたり(?)、みんなで拳を振り上げて狂いまくるのは楽しい♪

en2.LIGHT MY FIRE さて、今度こそホントのアンコール『すげー気持ちイイアンコールどうもありがとう!!』と、ここではJPN(ジャンポールニシカワ)のダサダサジャージを着て出てくるのが恒例だったけど、今回は上は何にも身に着けずにヌードで登場!!もう余計な言葉は何もいらない。想いを伝えるのはこの歌だけ。ってことでLIGHT MY FIRE!!何故か曲に合わせてみんなでHEY!と拳を突き上げて、異様な盛り上がり(笑)。すごいわ。こんなの初めて(笑)いやもう、LIGHT MY FIREがこんなに盛り上がって気持ちイイものとは・・・。西川君も私達も満面の笑みで、最後には西川君もHEY!とかやり出すし、ホント、会場が一体となるってこういうことよね、と今更ながらに実感。LIGHT MY FIREはそんな泣きの曲ではなかったのに、ホント、感動して泣いてしまった。この夜がずっと続けばいいのに、でも確実に終わりはやってくる(涙)。でも西川君と一緒にTMRとして歩み続けるかぎり、またいつでも、こんな素敵な一瞬を一緒に創りあげることができるよね☆

『お前ら他人じゃねーんだからお前らも手を繋げよ』との西川君の言葉(嬉しい♪)に、最後、私達も一緒に左右のメンバーと手を繋いで礼。そして拍手。ホント、心からありがとう♪その後も名残り惜しそうに『ホント、こんなに宇都宮が気持ちイイとは思ってなかったんで、ホントにみんな、どーもありがとう!!』と云ってくれて、も1回アンコールもやりたそうで、でも結局やらなかったけど、時間が許せば絶対やった!と思う。自惚れなしで。それくらい終わるのがもったいない最高のライヴだったの。

『餃子の街、宇都宮ー!!』

行くまでは散々心配してたけど、全ては杞憂。いろいろと溜まっていた毒もすっかり浄化して、すごく純粋な気持ちになってる(笑)。ここ宇都宮が(今の所)一番!!っていう西川君の言葉はホント、ウソじゃないと思う。私の拙い言葉じゃ、単なるのろけレポになっちゃってるけど、今回の宇都宮はTMRの目指すライヴの形にかなり近かったのでは? ホント、理屈じゃなくて、みんなが一緒に楽しもうという気持ちひとつで、ここまで出来るんだなって。これこそが正にT.M.Revolution。これがあるかららTMRメンバーはやめられないのよね・・・(泥沼)

20世紀最後にこんな素敵なライヴが出来たことを誇りつつ、来るべく21世紀もこのままの勢いで走り続けて行きたいデス。

2000.12.17