love laboratory

TMRのうろおぼえライブレポート。今はほぼ過去ログ置き場。

『Progress』 名古屋センチュリーホール(白鳥)(2階 11列)

21世紀のタカノリ初め!!ってことで我らがタカノリ様の御機嫌うかがい(笑)にはるばる名古屋へ!!何故ここで名古屋かというと、名古屋という街には何の魅力も感じないんだけど(名古屋の人、ゴメンナサイ)大阪まで行くのはちょっと遠いけど名古屋ぐらいなら・・・ってことで、私は4度目のTMRin名古屋。前に来たのはKING OF JOKERだったからかれこれ3年ぶり(実はTMRの名古屋でのライヴ事体それ以来やってなかった)。名古屋センチュリーホールはホールもキレイだし音響も抜群でかなりのお気に入り♪ホント、東京にも欲しいなあセンチュリーホール。(東京で同規模レベルなのはNHKホール)

さてさて前に学生の頃来た時から3年も経って、私も立派な(?)社会人だというのに、相変わらず貧乏性の我々(withツキモリリウ氏)は18切符で各駅停車の旅。気分は愛の逃避行(by高校教師←古!)いくつになってもいいものよ、青春18切符の旅は。(でも帰りはリッチに新幹線♪だって次の日会社なんだもん。さすがに夜行とかじゃツライ)さて、東京を出た時には晴れてたけど天気予報では午後から雨。ところがところが浜松を越えたあたりで雨に白いものが混ざり始めて、そのうちに窓の外はホワイトアウト(死)確か昔、SUPER LIVEで名古屋来た時も吹雪いてたっけ。そんなあの頃の君に思いを馳せている間にも辺りはみるみる真っ白になっていって、着いた頃には名古屋なのに一面の銀世界!!(例え東京が積もっても名古屋は雪なんて積もらないと思ってた)取り敢えずさっさとホテルにチェックイン(ホールまで歩いて行けるとこにしといてよかった)して荷物も置いて身軽になってからライヴへGO!

雪は止みそうな気配すらなく降り続く一方。今回は2DAYSとも2階席だったから気分的にはまったりと始まるのを待ってたんだけど、実際開場して開演間近になっても後ろは割とみっしり埋まってるのに前の席にチラホラと空きが。やっぱり雪の影響で遅れてくる人続出。こういう時に雪は嫌だね。天候はどうしようもないけど。そんな中もはや恒例(?)となりつつある、西川君を呼ぶturboコールが沸き起こる。

眩む視線 たぎる夏を 大胆素敵な君に奪われ~そんな外の寒さを吹き飛ばすべくLIVE REVOLUTION開幕一曲目は真冬でもHEAT CAPACITY!!彼の人はお正月のハワイ(おお、なんて芸能人)帰りで焦げてる(爆)という噂にドキドキしてたけど、思ったより黒くなかった(笑)こんがり小麦色ぐらいのイイ感じ。97年のハワイ帰りはマジで焦げてたからな~。衣装は2DAYSの時のお決まりで1日目はベージュ、2日目は黒。(後半のお召し替えも同)1日目の最初は雪と寒さの影響(?)かまだ動きが堅かったけど、2日目は1曲目から弾けまくり♪で、続けて欲望のレベル上げれば~とLEVEL4!!2曲目はHOT LIMIT 、Burnin' X'masと差し換えが続いてたから『年も明けたしBurnin'もないよね~敢えて差し換えならLEV4?』とか行く途中に話していたからもう正にビンゴ!!(笑)前奏のアレンジがBRIGADE チックで一瞬LEV4とは気付かなかったけど、やっぱもってくるのはコレしかないか。久々に聞くと、やっぱLEV4はいいね!(あっ12/28のBLITZでもやったか)そのままジャンゴー!!とWILD RUSHでヘドバンしてからボクをその胸で繋ぎ止めて ギュッと~とI.Dへ。1日目は間奏でドライアイスの中マイクスタンド持ってぐるぐる回るところ(Urban Beast風)で失敗(?)してスタッフがフォローに入ったりその後大橋さんと仲良さそうにじゃれて歌ってたり(照れ隠し?)西川君はスタッフにもサポメンにも恵まれて幸せね。気を取り直してイベントの度に 要らないもの増えて~とPrivate Stormと行ったところで2番でも↑また1番歌い出しちゃったり(笑)まあそんなこともありつつlast resortで一旦おちて第1部は締め。last resortと云えば前奏のところで呟く様に語りが入ったりするけど、何云ってんのか聞こえないよー!!

で、MCですな。1日目はやっぱり雪の話。新幹線で名古屋向かってたら突然窓の外が吹雪!!そ知らぬフリ(量子力学の本を読んだりして/大ウソ)をしながら心の中ではおおはしゃぎ(おおー!!雪だー!!)なんて小学生かお前は!!(でもそんなところが愛おしいv)そして名古屋に着いた時に駅でお出迎え(笑)がなかったことに不満気味。何だよ、行き過ぎた追っかけとかは死ね!!とか平気で云うくせにやっぱり出待ちとか遠巻きにちやほやされないとイヤなんて、なんてダメな子なのかしら(笑)ってことで帰りはお見送り(笑)をするようにと、帰る日(日曜には帰らず明けて月曜に帰るとのこと)まで教えるしー。スタッフ&ファン泣かせなお人だわ、ホント。

2日目は最初からみんなめっちゃ盛り上がって西川君のノリも良くって(もう動きが全然違う。めっちゃ御機嫌♪で飛ばしまくり)MCになった時には息も上がってて(笑)一言目が『もう、感無量です!!』(笑)もう何も云うことはないんで、皆で好き勝手に盛り上がろうぜ!!と。そんなこと云われちゃうとこっちも猿の様にはしゃいじゃうよ(バカ・・・)。ホント、いいライヴに言葉はいらないのよね。西川君ってばムラッ気があるし気分屋だしプロとしてどうよ!?みたいな行動もしばしばとるけど(注*こんなん云ってるけど、でもどうしようもなく愛しているの)こっちが求めれば求める程それ以上のものを返してくる。ホント、反応がストレート。動きも表情も声も、そして会場の空気も全然変わる。打てば響く子(笑)ってやっぱ小学生じゃん!!っていうか猿だからおだてればおだてる程どこまでも高みに登り詰めてくから、こっちも同じく猿になるのサッ!!私達が愛してあげなきゃダメなのよ、と思わせてしまうのは昔から変わることなく、でもとっても不遜な独裁者。はぁ・・・こうやって深みにハマってくのよ・・・(超死亡)

さて、アコギでのHEART OF SWORDに入る前にBORDINGの発売告知なんてするから会場からは『やってー!!』コールが。最初はまんざらでもない感だったけどあまりに我々がしつこいので『うるさい!!』と一喝(笑)1日目は『こっから先は別料金よ、お客さん~(笑)』なんてはぐらかされて結局歌わなかったけど、2日目も散々歌いかけては止めてをくりかえして、でもあまりに御機嫌だったせいか最後にはサビの部分だけ歌ってくれた。かなり得した気分♪ところでやっぱアコギは座って弾いてた方がいいよ。立つと余計にギターのでかさが目立って(注*ギターがでかいのではなく本人がミニマムなだけ)僕笑っちゃいます(死)

さてさてヘキレキ、fragileと半端な2部(と云っていいものなのかしら?)も終わってバンドメンバーソロ。1日目は散々じらされた挙げ句BORDINGをやらなかったことに対するサービスなのか、大橋さんがソロでBORDINGのイントロを披露!!いつもは一部しか盛り上がってないメンバーソロコーナーもにわかに活気づく(笑)。今回のサポメンってば過去例にないくらい地味(失礼!)だけど、堅実に仕事をこなす職人っぽくていいなあ。あっスナオちゃんは除く(笑)。そして私の一押しは勿論べースの山田君(LOVEv)。あんまり全面に出てくることなくソロコーナーも地味だった彼も、そこそこアピールするようにはなってきたかな。ソロくらい目立っとけ!!

外すことのない恋の魔弾を この胸に撃ち込んでよ~ここからは疾風怒濤の第3部。もう何回もライヴ行ってるのに最初に幕が落ちる瞬間と、この後半のポップアップで飛び出てくるところは超ドキドキ。文句なしにライヴでカッコイイ!!と思える瞬間。もう理屈なしにココロもカラダも一気にもってかれちゃうカンジ。何かホントにズキュンッッって心臓直撃でラブミサイルを撃ち込まれてる(死)。あっ、そうそう、書き忘れてたけど名古屋ではアノ、東京国際フォーラムでは入れてた電飾付きのお立ち台もちゃんとアリ。ステージが大きいホール限定?(多分3000から上の規模)続けてBLACK OR WHITE? V3を合唱(一緒に歌ってて1番気持ちイイ)していい加減腕も疲れるWHITE BREATH(私はそんなに振らないけど)といってしたい放題 それが絶対 出たトコ勝負!!とVITAL BURNER。ここまでくると疲れてても気分はめちゃめちゃハイだから、もうどこまでもイケルぜー!!とかなり脳内麻薬分泌中。みんなでヤバいクスリやってるのよ(笑)ニシカワタカノリっていう。

さてVITAL BUNERが終わった時点でかなりヘロヘロなのに、もう助けて!!と思っても止まらないLOVE SAVERで飛んで(いやむしろ墜ちて)Trace Milennium Roadで本編は綺麗に終幕。このTMR、いかにもなメッセージソングっぽくて最初は全然好きじゃなかったのに、いつの間にやらじわじわとココロとカラダに浸透してきて今じゃかなりのお気に入り。最後にミラーボールが回って青い光に包まれるところなんかは、まるで星空の中で歌ってるようで(夢見過ぎ)かなりじ~んとくるの。こんなんで癒されるようじゃかなり疲れてる(憑かれてる?)のカシラ。

Hey!! 支配者の背に 飛び掛かれ!!turboコールに呼ばれて再登場での西川貴教オレのギターを聴け!!のコーナー(爆)。1日目は2001年から新しくなった会場限定Tシャツ(黒地に白のコブラとヤンキーっぽいT.M.Revolutionのロゴ入り。本人ハードロック調/多分)を着ての登場。(2日目はいつものボンテージ風の黒のピタピタの服)後半の西川貴教イイ気になり放題ギターコーナーはもういい加減長くて飽き飽き(死)なんだけど、義理で盛り上がってるフリ(笑)。いや、でも今回のカバー曲(洋楽はドシロウトなので何の曲だかわかんないけど、よく聴くフレーズ)はツアー前半で聴いてたのよりノリやすいかな。もうギターコーナーは、敢えて多くは語りません。いいの、ギターコーナーは半分くらい山田君見てるから(笑)。散々弾きまくって御満悦で、ギターをギュイ~ンとかき鳴らしたまま御本人さまは退場。

新しい風が吹く 約束のない場所へ・・・本日3度目のturboコールで2度目のアンコール。ストリッパータカノリはもう上半身は裸で登場(笑)先のアンコールの興奮さめやらぬまま、この曲を最後にお前らと!!とLIGTH MY FIRE!!宇都宮の時に何だか知らないけど盛り上がったHEY!のかけ声ももうお約束(?)になったのか当然のごとく沸き上がって皆で拳を突き上げ、跳ねる×2(笑)これぞTMRのライヴ!!っていう会場が一体がたまらなく快感。もうホントにこの曲で最後になってしまうのがすごく淋しいけど、でも最高のライヴを体験させてくれた西川君に、スタッフに、ライヴに参加した全てのTMRメンバーに、心の底からありがとう♪と手を振る。そして最後には『お前らも飛べ!!』と無言の指令(笑)で、みんなで身をかがめて勢いをつけてからジャンプ!!(1日目)アーンドダイヴ!!(2日目)

『お前らも他人じゃないんだから手を繋げよ(笑)』とのお言葉に左右隣同士、皆で手を繋いで礼。自然に笑顔で、みんなで手を繋げるっていいね。そして沸き起こるturboコール。お前らそんなんじゃ帰れないだろ!!とか云いつつも西川君は満更でもなさそう(照)そして最後まで名残り惜しそうに、でも次の名古屋もお前ら全員参加!!(笑)を強要してから今度こそ本当にサヨナラ。もう出てこないとはわかりつつも、客電がついても沸き起こるturboコール。ホントに今回の名古屋2DAYSは、去年の宇都宮に続いて文句なく完全燃焼のいいライヴでした。やればできるじゃん!!(われわれもね。)本人、今までの名古屋のライヴはノリがイマイチで満足してなかったようで、事あるごとにそのことを云ってはムカついたけど(笑/でも今は笑って許せるさ)もう最後には名古屋大好き!!を連呼。あぁ、何て単純な人。愛おしい。きっと今度春のアリーナツアーで名古屋に来る時はかなり御機嫌なことでしょう(笑)

そんなこんなでこの名古屋で最後の、私のT.M.Revolution LIVE REVOLUTION'00~’01ーprogress-。トータル7回。一つのツアーでこれだけの本数行ったのは初めてで最多記録を更新。いろいろ地方の大変な現状を耳にしましたが(ってか長いツアーの時には毎回付きもの。成長してない)私には久々に愛がかなり復活したツアーでした。いろいろ問題もあるけど、やっぱりTMRは大きいホールでエンターテイメント的なのじゃなくて小さいホールでいかにもなライヴライヴしたのも続けて欲しい。そんなこんなでこんな毒レポ、惚気レポを最後まで読んでいただいてホントにありがとうございました♪21世紀も一緒に走り続けて行くことを心に誓いつつ、ここまでおつきあい下さった全てのTMRメンバーに愛を込めて・・・

2001.2.8