love laboratory

TMRのうろおぼえライブレポート。今はほぼ過去ログ置き場。

『T.M.R YEAR COUNT DOWN PARTY LIVE REVOLUTION REMIX?』 Zepp Tokyo(整理番号C78)

世界の終わりという名のZepp Tokyo

ねぇ、君。雪が降っていますよ。世界の終わりから見放された僕達TMRメンバーは、一体、何処に向かえばいいのでしょうね。

当日はきっと全身をJPN(ジャンポールニシカワ)のジャージで固めた君がヒステリックに『チケット譲って下さい!!』と悲鳴あげている姿を、僕はくっきりと想い描くことが出来ます。

いっそ、君は西川を恨めばよかったのです。ヴェルファの未公開映像を餌にDVD4枚組みを買わせるアコギなアンティノスも、turboもDARWINも、呪えばよかったのです。

な~んて、世界の果てからの招待状が届かなかった私はやさぐれて西川を恨んで恨んでZeppに火をつけかねない勢いだったのですが、ナンダカンダでチケットも入手し、行き慣れたビックサイトルート(笑)で新木場からTWRに乗って、正に世界の果てにあると言えるZepp Tokyoへ行ってまいりました。Zepp Tokyoと云えばクロダが人形使って×××プレイ!懐かしのIceman ACT STAGE GATE ・以来なのですが、ハッキリ云ってライヴハウスなのに3,000人近く収容という無理な造りのおかげで音も悪いしステージも見難い(せめてBLITZぐらいステージが高ければいいのにー)所々で区切られているバーが邪魔。しかも交通アクセスが非常に悪い!(遠い!!)という良いところナシのライヴハウスワーストNo.1。まあそれでも散々じらされて久々のライヴだから贅沢は云ってられません。年末恒例の YEAR COUNT DOWN PARTY LIVE REVOLUTION REMIXも今回の・で最後となれば、世界の果てだろうが何だろうがどこまででも行くサッ

さて、会場の周辺はこの冬の寒空の下、予想通りDEFROCKのTシャツ組がわらわらと居ます。それに真冬にジャンゴー!なコスたちも。皆様気合い入ってます。寒いのに頑張るねぇ。予想に反してJPNで円陣組んだり、去年のBLITZ のようにチケット譲って下さい!と叫んでいる人はいませんでした(行ったのがもう入場始まってからだからかな)ちなみに大阪でも即時完売というウワサのDEFROCK Tシャツ、東京も既にLサイズの白が一種残っているのみでした。私は整理番号Cブロックで最初から前は狙っていないので、後ろでもなるべく空間があって見やすいところが取れればいいやーぐらいで荷物もコートも脇に置いておくつもりで着のみ着のまま入場。Cでも早い番号で入ったおかげで、一番後ろの一番高い段差のあるところがガラガラだったので、バーの手前をゲット!こーゆー所のバーは助かるなあ。これでヘドバンもOK!(笑)その後全員入場してからもステージは足下までバッチリ見えそうだし斜前にはモニターもあるし、遅い番号で入った割にはかなりベストポジションをキープ♪開演前からターボコールも沸き上がり、いよいよ開幕です!

SOUND MENU

OPENING SE

1.独裁

2.IMITATION CRIME

3.臍淑女

4.OH! MY GIRL,OH MY GOD!

5.HEART OF SWORD

6.last resort

7.O.L

MC

8.BORDING

9.Slight faith

10.Joker

11.LEVEL4

12.HEAT CAPACITY

13.LOVE SAVER

14.Burnin' X'mas

15.WHITE BREATH

en1.Master Feel Sad~洋楽カバー

en2.LIGHT MY FIRE

緑色を基調としたレーザー光線が飛び交って流れ出すOPENING SE。ズンズンッという重低音が身体に響いてくる。ああ、だんだんドキドキしてくる。ドキドキが最高潮に高まった時に聴き慣れたイントロが!独裁!!しかもこの始まりはデビュー前の新宿リキッドルームやデビューライヴの赤坂BLITZMAKES REVOLUTION TOURのアレ!!想い出がフラッシュバックしていきなり泣きそうな私。そして西川登場!!第一印象は変な髪型(笑)なんつーかリーゼント一歩手前のヤンキースタイル。(←ツキモリ氏曰くイソギンチャク/笑)暴走族!特攻隊長!カッコイイ~(大爆笑)衣装は黒のパンツに黒のピタピタのシャツ(ボタンは1つ2つ留めてあるだけで胸元とオヘソは丸出し)の上に黒ジャケット。それに黒のマフラー。全身黒!

いきなりの独裁にズキューンッとかなりやられてしまったのに続けて畳み掛けるようにイミクラとヴィーナス!『恋をしようぜ~!!』にマジ泣きしてしまいました。『愛し合おうぜ!!』にギャ~!!(絶叫)アホです。ホント。まだ3曲目なのに正気を失いかけていたところにOH! MY GIRL,OH MY GOD! ここでちょっと正気を取り戻し(笑)でもやっぱり『踊れ~!!』の声に踊り狂う。(全然正気じゃないじゃん)『♪飽きない~お前等といよう~!!!』にまたもギャ~!!(絶叫)踊らされてますね。えぇ・・・。勿論ライヴは曲を、歌を、声を聴いてるだけで盛り上がるんだけど、お約束のこーゆー言葉が心をギュッと掴むのよ。続けてのHEART OF SWORDの『そうだろー!!』もね(笑)

ここまで激しく踊って歌って息切れしてきた頃に、しっとりとlast resortとOLでバラードタイム。相変わらずlast resortの詞の心境は全く理解できないんだけど(でも西川も好きそうだし、共感する男は多いんだろーなー)今まで激しく運動してきたので新陳代謝が良くなって、涙腺も弱くなってるせいか次から次へと涙が出る出る(笑)でもこの流れだったら懐かしの夢の雫を聴きたかったな~なんて。last resortも曲事体は夢の雫に並ぶくらいの名バラードだと思ってるけど。progressツアーでこれでもかって程聴いてきたから。O.Lは久々に聴いたら当時よりすごくイイ曲に思えた(笑)イントロで西川が両手を広げる姿にちょっと何かが降りてくる幻が・・・

そしてMC。今まで不安にさせてゴメンみたいなコトから何だか4月以降大変だったことをイロイロと。何だか先日のラジオでも1年を振返ってそこら辺の話を愚痴混じりにしていて(事務手続きが大変だったとか事務所を起ち上げたとかスタッフ総入れ替えだとか)Jに6月以降は身体が空くから一緒にやろう!なんてしきりに持ちかけてるし、そんなにTMRをさっさと終わりにしたいのかー!?心は3月からのツアーより6月以降の活動にすっかりいっちゃってるの!?なーんて、こんなに待ち焦がれたタカノリのライヴなのにちょっと鬱になっていたんだけど、どうやらそういった裏事情が最近クリアになったおかげで、ライヴはライヴで楽しめるようになったよーな。何だかスッキリした顔してて一安心。先の大阪では母・一子も見に来て『お前は強運の持ち主や。困れば困る程周りの人が助けてくれるから大丈夫』みたいなことを云われたとか(笑)実の母にそんなん云われるなんて相当大変だったんだろうなぁ。

まあMC事体は愚痴っぽくも湿っぽくもなく、なごやか~に流れて、続けてアコースティックバージョンのBOADING。私はBOADINGはしっとり聴きたい1曲だったのでこのバージョンは嬉しかったな。続けてSlight faith!!やっぱりやるかー!!(笑)もうええっちゅうに!とか思いつつ、でも久々のライヴだから何だかとっても以下略。それよりなによりその後のJokerに超!萌!!嬉しい!!もうその後は怒濤の勢いで一気にラストまで駆け抜けたので、記憶がありません(死)久し振りにLOVE SAVERやWHITE BREATHで頭振って後遺症(痛)まだ身体のあちこちが痛いです・・・ああ、憶えていることといえばHEAT CAPACITYで歌詞間違えてたな~ってくらい?あと異様に脱いで触らせて水投げていたな~ううっこういう時はやっぱり前の方が羨ましいっっ

今回のRIMIXは例年より曲も増やして雰囲気を変えると云っていただけあって、本編もたっぷり15曲。普段のライヴと同じくらいやってくれた。アレンジも原曲に近くシンプルに、バリバリのロックテイストで何だかすごく懐かしい。初期を彷佛させる。選曲もわかりやすい。本人が気に入ってて是非ともやりたかった曲なんだな~って感じ。次のツアーはB★E★S★Tだし、シングル曲以外はもしかしてこれが聞き納めかも?みたいな気もしているので、余計に感慨もひとしおでした。あっでもSlight faithはまたやるかもね(笑)!

ターボコールに呼ばれてのアンコールはprogress tourで散々やり尽したのにまだやるかー!!なMaster Feel Sad~洋楽カバーでタカノリの『俺様のギターを聞け!』コーナー。これもSlight faith同様かなりお気に入りよねぇ。すっごく御機嫌♪で嬉しそう。私はそんなに好きじゃないんだけど、ライヴアンコールなのでそれなりに盛り上がる(笑)そして最後に『誰が何と云おうと、ここでこの曲を!!』と期待させて『LIGHT MY FIREー!!!』いや、LIGHT MY FIREも好きだけど勝手にSHAKEN' LOVEとか期待していた私。最後はホント、みんな満面の笑みで跳ねて歌って、ライヴ締め。久々に完全燃焼しました。心地よい疲れにぐったり。でもしあわせ~

そして最後に、次のシングル告知と、その曲を最後に

『清清しくT.M.Revolutionの第1期終幕』を宣言。

そしてそして最後の最後に客席にダイブ!!(ああ、羨ましい!!)

今まで武道館の時もドームの時も封印解除した時も、今までが第1期で次の新しい時代を・・・みたいに言って来たけど、それまでのTMRの区切りとは違った、今度こそ彼はTMRに一時幕を下ろすことになるのでしょう。哀しいとかよりも、ようやくキッパリ形にして云ってくれてホッとした。わかりきってたこととはいえ、本人の口から聞いて、ようやくスッキリした。第2期なんてやる気があるのか全く期待してないけど(第1期なんて言葉ではぐらかさないでハッキリTMRの終了を宣言して欲しかったってのが本音)第1期T.M.RevolutionファイナルツアーとなるB★E★S★Tではきっちりケリをつけて欲しいです。ここまで付き合ってきた以上、最後までとことん付き合います。

この、世界の終わりという名のZepp Tokyoから出発して、僕達は何処に辿りつくんでしょうね・・・ふふふ

3月からのB★E★S★Tツアーレポに続く