love laboratory

TMRのうろおぼえライブレポート。今はほぼ過去ログ置き場。

『Progress ARENA TOUR』 名古屋市総合体育館レインボーホール(アリーナ40列)

3つ色を混ぜたら虹は黒くキラッ都ナゴヤ

レインボーホールです。前に来たのは(97年2月のSuper Live) まだTMRも全然マイナーで駅のホームで男塾塾長なんてやってて(笑)、Icemanも健在で大ちゃんが牛柄のジャケットを着てEdge of the Seasonなんか歌ってたっけ・・・(涙)なんて遠い日に思いを馳せつつ、丸4年ぶりにやって参りました。 1月のprogressの名古屋がかなり良かったこともあり、ツアー最終日だということもあって、かなりやる気だけは満々。席はアリーナの40列目、PAの真後ろで今回初のセンター寄り。ステージに近くはないけど音響のバランスはさすがに一番良かった。でも音はヴォーカルはすごくクリアでSEもキレイに聞こえて良かったんだけど、実際の生バンドの音がイマイチ響いてなかったような。まぁBAND SOLOの時とかは良かったし、後半はそんなに気にならなかったんだけど。

さて、何故かスタート5時の10分も前からターボコールが沸き起こり(この理由は後でわかったんだけど、また裏レポで)何だよ、気が早すぎ(笑)初っ端からコレじゃ疲れるよ?なんて思いつつも、スタートの時間になってからは私も参加。早くから呼んでいた甲斐あってか、まだまだと思ってるうちに(10分も前から呼んでた人達は待ち疲れただろうけど)突然客電が落ちて、我らが西川貴教の登場!!泣いても笑ってもコレが最後。約半年に渡るprogress tourも今夜、この場所がオーラス。T.M.R LIVE Revolution'00~'01 -Progress- ARENA TOUR @名古屋、今ここに開幕。

1曲目、BRIGEDEは動きもクールで私もまだ大人しかったんだけど、2曲目LEVEL4のイントロ、ライティングで闇の中浮かび上がるシルエットのカッコよさに突然ヤラレテしまって、序盤戦からかなり壊れ気味。ちょっと久々にマジ惚れ。今回、もう4回目なのにこんなにライティングがすごかったっけ?と改めて実感した。レーザー光線も増量中(気のせい?)。丁度真正面だったっていうのもあるけど、レインボーホールはその名が示すように虹のような光でホールを照らしてて、その美しさに感動☆他のホールより断然機能がイイような気がする。

最後なだけあって本人の気合いも客席の興奮も半端じゃなく、息つく間もなくライヴは進行。でも今回はこれまでのヤンキー(死)なノリは引き摺りつつも、ライヴを心底楽しんでるという表情がありありと見えて、これまたさいたまの時とは違った意味でどーしちゃったのカシラ!?何だかみょ~にカワイイ(笑)。チラッと舌をみせたり、表情はコロコロ変わるし、やんちゃ坊主がはしゃいでるカンジ。煽り方も一方的に攻撃しているわけじゃなくて、『まだまだいけるよな~』『ついてこいよ!!』とぐいぐい引っ張ってくれる。伊達にアリーナクラスを7ケ所もやってきたわけじゃない。確かに身についた力強さがここにある。

さすがに今までのツアーの中でも最長。半年も一緒にやってきたメンバーだけあって、バンドメンバーとの相性もバッチリ。最初の頃地味~だったメンバーソロ(特にベースの山田君。顔はかなり好みなんだけど)も皆それなりにアピールするようになってきたし(ちなみに名古屋での大橋さんのソロではO.L.のイントロを披露)VITAL BURNERでステージ上段で横一列になってリズムにのってジャカジャカやってる姿なんてもう息もピッタリ☆もちろんステージ上のメンバーだけじゃなくて、客席の我らも立派なTMRメンバー。LIGHT MY FIREの最後は引っ張って引っ張って皆で小さく屈んで、最後にジャーンプッ♪ジャーン!!!この瞬間、たまらなく気持ちイイ(笑)そして最後の最後には皆で手を繋いで礼。そしてそしてこの日はファイナル!!ってこともあって、今までライヴを支えてくれたスタッフもステージ上に!!最初出てくるのを渋ってたスタッフも『オレが来いって云ってんだから来るんだよ!!』『お前ら仕事放棄しろ!!』とのむちゃくちゃな命令(笑)に少しずつ集まって来て、それでも隠れてるスタッフを『まだ居るだろ~?』とステージの奥まで本人自ら探しに行って(笑)結局ステージいっぱいにスタッフが大集合(爆笑)影でライヴを支えて来てくれたスタッフの方々にも心から拍手を。本当にどうもありがとう♪

半年に渡る長期のツアー。今回のツアーがこれまでのツアーの中で一番ツラかったけど、この日、この場所、この名古屋で締めくくる事ができて、お世辞抜きでホントに良かったと、この5年間、お前らのおかげでここまでやってこれたと、その事を心から誇りに思うと、そんな言葉が単純だけど嬉しい。そして次はドーム!!との約束を交わし、最後に『愛してるよ』なんて残していったアナタ。憎いけど愛おしい(死)

AFTER ARENA TOUR

さて、始まる前はイロイロ云ってたけど、終わってしまえば笑顔で良かったね~なんて語ってて、心配も杞憂に終わったように見えるけれど、問題はこれから進む道に山積みになってるのがTMRの現状。それは西川貴教本人にも言えるけど、我々TMRメンバーにも言える事。今回5年目というのを区切りに、しきりに新しい方向性について語ってるけど、確かにそれぞれが自分の在り方を見つめなおす、いい時期なのだと思う。極端な話、一旦リセットを押した状態に立ち返るべきなのだ、と。それはすごく不安ではあるのだけど。丁度このprogress ARENA TOURを終わったところで、私のT.M.R LIVE Revolution(-eとYEAR COUNT DOUNも含む。ミュージカルやジョイントイベントは除く)も通算50回になった。今まで積み重ねてきた時間はやっぱり大きいし、大切な想い出だし、けっして譲れないものでもあるけれど、だからこそ、新しい変革も後ろ向きに考えず、これからも彼と一緒に前に向かって走り続けようと思う。

2001.4.13

ライヴレポあとがき。

2月まで全国をまわっていたホールツアーのprogress。予想はしていたけどやってきた、スタジアム規模での追加公演、アリーナツアー。正直スタジアムは下手に広いだけで音は悪いし代々木なんて都心のアクセスがいいだけで他に何の魅力もない会場でそんなにヤル気もなかったんだけど(死)、結果としては単なる追加に留まらず、ライヴとしてはひとつの完成形を見せてくれた様に思う。いろいろ云いたいことはあるけど、それはレポを見て頂くことにして、ライヴの形としては彼のやりたいことが一番ストレートに伝わってきた。5年という丁度節目にあたる時でもあり、ここで一度締めて、新しいことを始めて行こうという決意も強く感じた。これからのTMRに関してはどちらかというと不安の方が強いんだけど、ここまできたら今更カタギには戻れない(死)ので、運命託して私もついてきます。