love laboratory

TMRのうろおぼえライブレポート。今はほぼ過去ログ置き場。

『coordinator 』 市原市市民会館大ホール(1F16列)

【set list】 OPENING 1.ABORT//CLEAR 2.魔弾~Der Freischutz~3.Pied Piper 4.juggling 5.NEO SPHERE 6.BRIGADE 7.Meteor-ミーティア- MC 8.Tide Moon River 9.HEAT CAPACITY 10.IMITATION CRIME 11.URBAN BEANTS 12.I.D. ~LOVE ME CRAZY~13.Out Of Orbit -Triple ZERO- 14.LOVE SAVER 15.INVOKE-インヴォーク- en1.HEART OF SWORD~夜明け前~ BOARDING en2.VITAL BURNER 千葉は成田。じゃなくて千葉の向こうのそのまた向こう~♪内房線に乗り換えて10分。もうちょっと行けば木更津キャッツアイなここは市原市。そうここから旅立つんだ~♪とTMR航空に乗って本日から全国ツアースタートです。 今回のツアーはチケットはBOARDING PASS。グッズはトラベル用品。何と!この間ロンドン行く時に乗ったKLM(オランダ航空)のパクりでした。あまりにタイムリーで驚愕。詳しくはコチラ。 それにしても市原、遠いです。片道2時間半弱。通常だと往復で3千円近くかかるのでホリデーパス(2040円)使用で気分はプチ旅行。TMRライヴがなかったらまず一生訪れることもなかったであろう街。TMRのツアーといえば毎回そうですな。天気も良ければあちこち探索したかったんだけど、生憎の雨。晴れ男タカノリには珍しく初日雨のスタート。 でもさすが初日。しかも関東圏とはいえ市原まで集まってくるメンバーは濃いです。開演前のターボコールにも熱が入ります。と、ここで通常の開演アナウンスに続いて「本日はTMR航空を御利用いただきまして・・・」と飛行機の機内放送調のアナウンスが!!(飛行機内のような音に包まれていたのでよく聞き取れなかったけど、そんな感じ)シチュエーション好きにはたまらない演出。さてさて気分も高まってきたところで約10分押しでいよいよ空に飛び立ちます!! オープニングはいつものOPENING SEじゃなくてサポメン'Sによるセッション。そしてABORT//CLEARのイントロに繋がっていよいよ機長、我らが西川貴教の登場!!今回のお召し物は、デニム地のロングジャケットにカットの大きいデニムのパンツ。これがまた!!デニムだなんて地味~かと思うなかれ。袖や中のブラウスがひらひらしてて、まるでデニムの王子様!!いやホント、マジでカッコ良いのですよ。髪型はパーマもすっかり抜けて流れる感じで、でも毛先だけはアイロンでツンツン跳ねさせてるの。かなり激萌えな髪型。風を受けるのが様になる。 続いてうぇるかむとぅらい・れぼりゅーしょ~~~ん!!!と、魔弾~Der Freischutz~ここで一気にテンション上げます。熱いっ!そして一枚脱いでギター抱えて(笑)Pied Piper。えろい!!(ギターは正直どうでもイイ!)続けてjuggling。ここらへんはまったり横ノリで。そうそう、ジャグの♪ナンデモアリノ~の時に「やっぱり初日は市原だよな」みたいなことを云われて、度肝抜かれました。そしてNEO SPHERE、衣装のボタンを外して鍛え上げた腹筋を見せ付けつつ(笑)BRIGADE。やっぱり魔弾とBRIGADEは燃えて萌えるね!新曲は初披露の感動はあったけど、萌えゲージを上げるにはまだ時間がかかる。あっでもMeteor-ミーティア-はいやおうなしにゲージ上がりまくり。別にガンダム萌えするわけでも歌詞に感情移入するわけでもないのに、込み上げてくる涙はなぜ?(→単なるパブロフの犬。) ここで座ってMCタ-イム。こうやって座って話すのはいつ振りだろう?とか、TMRが始まってもう7年が経つけどまさか7年前ルイードとかEASTとかリキッドルームでやってた頃は想像もつかなかった……ってそしてそれはこっちのセリフだよ!!ナンダカンダで7回目のファンクラブの更新を、この日会場でしました私。微妙に回顧モードに浸りつつ、通算5曲目のTMRこと、Tide Moon River。ここで後ろのモニタらしきものが実は電光掲示板?(ハイプレツアーにあったようなやつですな)だったことが判明。月が廻って、より一層にムーディーに。なのにタカノリってばアコギに気を取られていたいたのか、やっぱり初日で緊張したのか、途中、歌詞がぼろぼろになって客席に笑われつつ本人も笑って誤魔化しつつ、最後に笑われたことに「うるせえっ」とあたってみたり(笑)無理すんな!!(激笑) さて、御本人は退場なされて、サポメン’Sソロ(そういえばこういうのも久々だよね)に続けて、いよいよ後半戦に突入~お色直しで装いも新たに、イヤカンアレンジタイムHEAT CAPACITY~IMITATION CRIME~URBAN BEANTS~I.D. ~LOVE ME CRAZY~。衣装はうう~ん……言葉で表現しにくいなぁ。首になんか毛皮巻いてました。インナーは黒で透けてた気がする。そしてパンツがね、パンク風でチェックでかわいかったんだけど、微妙に太股のあたりが白いなあ……まさか生肌じゃないよなあ?とチラチラ見える太股に注目していたら(←変態)いきなりガバッとか広げて見せたりして、マジで太股でした(爆)きゃ~っっやらすい~~~太股だけじゃなくて、やけにパンツも下に降ろしたがるんですよ、彼。一種露出狂。「やべえよ。毛が見えるよ!」とか私が云ってたらお隣のはすみ嬢に「大丈夫。生えてないから☆」と云われました(激笑) イヤカンアレンジは実際ライヴで体感して下さい。イヤカン行った人にはわかるけど、アレンジはほとんど一緒(使い回し?)。I.D.だけは新アレンジでした。イヤカンアレンジはアレはアレですごく好きなんだけど、ホールでやるには微妙~~~なカンジ。まあオマケのサービスタイムのようなものかな。それなりにノって盛り上がっていたけど、アレはライヴハウスならでは!というかホールでノるにはちょっと無理がある?ライヴハウスでね、揉み合いへし合いぐるぐるしたい~あっイミクラでは例の電光掲示板に『愛サエアレバ問題ナイ?』とか出てきてウケました。笑うところじゃないって?もちろん萌えもしてるけど笑いもするさ。おかしいもん。イヤカンタイムが終わって本人ひとり「この客の引きっぷりがたまんない(客席:えーっっ!!)この4曲を通してやるこの贅沢な時間がいいのよ」とひとり悦に入りまくり。今回のライヴはMの世界(自分を痛めつける自虐ライヴ)だとか云ってたのに、ここだけは自己陶酔ライヴ。あっいや、ここだけじゃないか。タカノリ自分に浸りまくりな人だからね☆ その後は一気に加速してOut Of Orbit -Triple ZERO-~LOVE SAVER~INVOKE-インヴォーク-で締め。ああっもうここらへん理性飛んでるので記憶が曖昧なんだけど、ラブセの♪全部ふりほどいて~からのスポットライトを浴びてのオンステージが、もうっっっめちゃめちゃ色っぽかった!!!まるで歌姫のようで。(注※私、タカノリ受ではありません。芸能同人はNGだけど、どちらかといえばタカノリは攻。)あの瞬間だけタカノリってば歌姫のドレスフィアをドレスアップしたかのように見えました。第3話で殉職したかに思われたミゲルたんはね、実は生きていてでも爆発のショックで記憶を失ってしまって、敵である地球軍に保護されて地球に連れて来られたの。そこでね、1000年前のザナルカンドの伝説の歌姫の魂の込められたドレスフィアを発見してね、武器をマイクに持ち替えて平和の為に歌うことに目覚めたの。世界に歌声を届ける為に旅に出るの。それが今回のツアー、coordinatorの種明かし。 ……妄想を語るのはこれくらいにしておきましょうか。 本編も終わってアンコール。ああっもう記憶が飛んでるっっ確か衣装は飛行機のTシャツだった、と思う。微妙なデザインの方(笑)これがまた、本人が着てると良くみえてくるんだよな。販促反則。さて、アンコール1曲目はHEART OF SWORD~夜明け前~。やっぱりBメロの掛け合いはいいなあ。そうだろ~はなかったけど、HofSはグッと込み上げてくる熱いモノがあります。今回のツアーは日替わり差し換えをやるって云ってたのは、きっとココかな。いつかJokerが聴きたいなあ。 そして興奮覚めやらぬまま歓声に沸く客席に対して「シーッ」と唇に指を当てて「何何?」と静まり返ったところで♪もう僕らは旅立てる~とBOARDING(phase shift armoured version)歌い出しにハモりもぴたっと綺麗に合わさって、ゾクゾクきました。鳥肌たつほどに。私、意外かもしれないけどかなりBOARDING好きなんですよ。手拍子とかかけ声とかナシで、しっとりと浸って聴きたい1曲。今回のアレンジはかなり好み。最後、後奏が流れる中サポメンたちとタカノリがひとりずつステージを去っていくのも、旅立ちって感じでうるっときました。 はあ………ぐったりしてる間もなく、再びターボコール。だってメンバー紹介もしてないし、本当にこれで終わるはずもないから呼んであげないと(笑)アンコールも2度目だから…と、まったり余裕かましていたら5分も経たないうちに直ぐに出てこられて焦った(汗)今度の衣装はタンクトップ。(機内販売品参照)ヲヲ!本人が着てると欲しくなるぞ。ショートトップは自分が買って着るには無理がある?とか思いつつもオレンジ迷彩の模様はかなりツボで欲しい~っっそしてラスト、VITAL BURNERで萌え尽きて終!! 2003年、一発目のライヴ!ということを強調して煽りまくったこのフライト初日の市原。「市原サイコ-気持ち良かったぜ!」と締めくくりました。ありがとうタカノリー!!ラヴ!! と、ここまで調子良く、ノリノリで盛り上がったように書いてきておいて今更何ですが、確かにライヴは盛り上がるし楽しいけど、せっかくニューアルバムが出てからのツアーなのに新鮮味がないというか、何か物足りない、というか。まあアルバム出ても新曲4曲だし予想してしかるべきだったんですが。目新しいのはイヤカンコーナーくらい?でもこれもタカノリの趣味丸出しコーナーだし。 せっかくガンダムなコンセプトアルバム作ってツアータイトルもcoordinatorにしたんだから、いっそガンダムガンダムなセットにしてコスプレでもせい!!とかTMさんはエンターテイナー宣言したんだからいっそ振り付けを復活させて自ら振りを煽ってみやがれ!とか色々楽しみにしていたのに(笑)そんな嫌~な期待は見事にはずされました(苦笑) で、結局ライヴのコンセプトはcoordinatorじゃなくてBOARDINGなんですかね?確かもう既に一度BOARDINGして軌道をはずれてカウンタを000に戻したはずじゃなかったんですかね?またBOARDINGして戻って来たってことですか?そう云えばトークでやたら「ぶっちゃけ」を連発していたのはやっぱりあのキムタクドラマの影響ですか?BOARDINGでパイロットだから?(ちなみに私は見てなかったのでぶっちゃけ知りません) こんなん書いてるけどライヴは楽しかったですよ。萌え尽きて踊り疲れた。でもそれはやっぱり長年培ってきたタカノリ愛の賜物?というかすっかり毒されてしまっていてタカノリには無条件に萌えてしまうだけであって。でもライヴとしての燃え尽き感がね、いまひとつ足りない。自分の気持ちの問題なのかもしれないけど。 ともあれフライトは始まったばかりです。この先どんな乱気流に巻き込まれることになるかわかりませんが、約3ヶ月のフライト、私もこの日、ここから一緒に旅立ちます。 2003.4.29UP