『イナズマロックフェス2009』 滋賀県草津市烏丸半島芝生広場(B2ブロック)
会いたかったぜイナズマー!!
イナズマロックフェス、二日目です。
※イナズマロックフェスの掛け声はイナズマでした。(使用例:イケるかイナズマー!こんなんじゃないだろ!イナズマー!!)
イナズマロックフェスって名前が決まった時には一瞬ダサッと思ったけど、ロゴが出来上がったり、色々と目や耳に触れる機会が増えるにつれて、なんかいいんじゃない?って思い始めて、実際ライヴでイナズマー!!と叫んでるのを聞いたら、イナズマロックフェスで良かったな、と思いました。
TMRってダサいのがカッコイイというか、ダサくても慣らされていくうちにカッコイイと思えてしまうというか。
2日目は、15時ちょっと前に会場に着いて、まずは物販。
今回、absグッズは1日目のみ、TMRグッズは2日目のみの販売、プラス、イナズマロックフェスグッズ、タボ君グッズやturbo surfのグッズと、山のようにグッズが出ていたんですが、恐ろしいことに、開演前で既に売り切れ続出でした。。。みんな金持ちだな!!高いコラボTシャツは残ってたけど。
私はパンフとネックストラップのみ購入。
噂のイナズマサラダパンは2日共に行った時には既に売り切れでしたよ。(たくあん食べれないのでどうせ買うつもりもなかったけど・・・)
2日目の1組目はリンドバーグ。世代じゃないし、別にそんなに興味があるわけでもなかったけど、今すぐKISS MEとか、往年のヒットナンバーがあるアーティストは、盛り上がりますね。
そうそう、オープニングには、1日目は滋賀県知事、2日目には草津市長が来ていたようです。なんか市長は草津市のゆるキャラをアピールして帰ったようで、リンドバーグの最中も居ました、たび丸。
2組目はSEAMO。
初っ端、シーモネーターのストロングスタイルで登場。いや、噂には聞いていたけど、すごいです。海パン+股間に天狗の面。完全出落ちですよ。でも嫌いじゃない。
SEAMO自体には全く興味なく、普段も絶対聞かないよーなアーティストなんですが、合コンの2次会で歌っているのを聞いたりとかで、微妙に耳に残ってます。
ルパン・ザ・ファイヤーが聞けたのは嬉しかった!
3組目はtetsu。
・・・すみません、ここで我々トイレ休憩入りました。タイミング的にここしか抜けられなかったから。
ラルクはむかーしCD買ってたり(インディーズの頃とか)ライヴにも行った事もあったりしたんですが、正直、tetsu単体には全く興味なく。。。
外の物産展で買い食いしたり、トイレ並びつつ、tetsuの曲聞いてました。1,2曲は知ってる曲もあったかな?
4組目、BACK-TICK!!!
出演発表された時、一番驚いたBACK-TICK。これも微妙に世代じゃないんですが(3つ年上のいとこが大好きだった)その名前、キャリア、実力どれをとっても、TMRよりも格上なのに、こんな滋賀で初めて開催するフェスに来てくれるんですか?順番はどこにもってくるんですか?本当に来てくれるの?大丈夫???と、期待よりも『来て貰っちゃっていいんですか?』的な心配があったんですが、意外とフレンドリーな感じで、盛り上げていってくれました。
あっちゃんは年をとってもやっぱり男前だ・・・あんなにカッコ良く年をとれるなんて、本物の美形だよなぁ。
そしてそんな超絶男前なのに、シャツにレースやフリルがついてたりするんですけど!!!
でも美形だから似合う。
去年のBACK-TICKフェスは行かなかったし、こんな機会でもなければ一生ナマで見る機会もなかっただろうから、見れて本当に良かったし、さすが大御所、迫力もあってカッコ良かったです。
そーいえば、今日も幕間にお笑い芸人きてたんですが、世界のナベアツが、滋賀のローカルCMの曲(?)をカッコよく歌ったんですが、前日、ムーディーも同じ歌を歌ってたそうで(苦笑)
ネタ被るって本当にあるんだ・・・っていうか、それしか滋賀のローカルネタがないの?
陽も落ちて、いよいよイナズマロックフェス大トリ、T.M.Revolutionです!!!
始まる前からターボコールが。あー、ターボコール久しぶりだ・・・
なんかフェスに来て、コールするっていう意識がなかったから、新鮮。
でもさすがに広いので、コールは揃わず、段々力尽きて声も小さくなり・・・といったところで、登場です。
1.resonance
2.HIGH PRESSURE(UNDER:COVER version)
3.HOT LIMIT (UNDER:COVER version)
5.LEVEL4
6.vestige
7.WHITE BREATH(UNDER:COVER version)feat.tetsu
8.Naked arms(新曲)
9.Zips(UNDER:COVER version)
10.魔弾(UNDER:COVER version)
11.ignited
EN.
1.HIGH PRESSURE(original version)feat.明石家さんま
2.HEART OF SWORD(UNDER:COVER version)
昨日、今日と、フェスだから色んなアーティストのファンが集まっているけど、どれもそこそこ盛り上がってるなーくらいに思っていたんです・・・が!!!いきなりTMRになったらここはTMRのライヴ会場!?
空気が変わる、とは正にこのこと。陽も落ちて、琵琶湖からの風が肌寒いくらいだったのが、みんな上着を脱ぎだす。一気に気温上昇、すごい熱気です!!!
まずは衣装が!!!何!タカノリ!!今日のカッコ、ゴスロリ観光大使って感じよ!!
紫のヒラヒラドレスに、下は短パンにニーソ、右肩には甲冑(?)という謎の出で立ち。
後半、さんまさんがゲストで来た時に「アレ、どこに売ってるの?」と聞かれた時に、「これは蝶の鱗粉 みたいに、自然に現れるもの」と言っていて、とっさにプリキュアか何かの変身シーンを思い出しました・・・
いやでも、昨日39歳になった人の格好とは思えません!
WHITE BREATHでtetsuとコラボしたんですが、お互い39歳同士、こんな派手な39歳居ないよ!って言いあってました。
tetsuも赤というかピンク系で、ロックっぽく鋲もついていたりしたんですが、タカノリは2500個付いている(鋲が)とか、嘘か本当かわからないことも言ってました。
セットリストは、まぁ予想していた定番曲。
LEVEL4が聴けたのは嬉しかった!!!去年のツアーの日替わりでやってたの、結局一度も聴けなかったんだよね・・・
惜しむべくは、せっかくイナズマなんだし、蒼い霹靂やるか!?と思っていたのがやらなかったこと。
あと定番、LOVE SAVERを外してきたのは驚いたけど、正直もういいやーと思うところもあるので、外しても良かったです。(個人的にはignitedも要らないんですが・・・)
vestigeではちょっと涙ぐんだりしていて、どうやら、死んだおじいちゃんのことを思い出していたようで。正にこの琵琶湖の畔で、おじいちゃんと釣りにきたりしていたそうな。
この姿見せたかったな、(天国で)見てもらえてるかな、というのがしんみりしました。
そして、イナズマロックフェス、最大のサプライズ。
TMRの新曲!!!キター!!!
正直、absはライヴの度に新曲出してくるので全く驚かないんですが、この時期に、TMRの新曲ってのは本当に驚きました。特にこの夏はガンダムメタバースの衝撃が大きかったから・・・(このことは最後に畳んだところに書きます)
ネイキッドときくとデザイア?と条件反射で出てきてしまうのですが、すごい、いかにもアニソン!みたいな、イントロ、サビに勢いのある曲でした。サビに入る前のダダダダッってところがカッコイイ。
アニソンっぽいけど、ゲーム(戦国BASARA3?)あたりかなー
ともかく、タイアップもなしにこのタイミングで新曲はありえないだろうから。
あとは情報を待ちます。
アンコールは、約束していたさんまさんが駆けつけてくれました!
出てくるまで、すっかり出るかも?という可能性を忘れていましたが・・・そうだよね、あっぱれさんま新教授で滋賀でフェスをやりたいっていう話から本格化していったんだよね・・・
京都からすぐって聞いてたのに、1時間以上経っても着かないからドッキリかと思った(笑)って言ってたけど、正に!!京都から全然すぐじゃないよ!!
そして、せっかく来てくれた、ということで、師匠も交えてHIGH PRESSUREのオリジナルver.
わざわざさんま師匠はハイプレの衣装もどきも用意してきて、その場で着替えて振付も真似しながら、一緒にやってくれました。♪身体を~楽にして~とか勝手に歌詞と振付替えたりしてましたが(笑)
そして最後は、HEART OF SWORD。この曲を引っ提げて、キャンペーンで滋賀にも回って・・・という思い出を語りつつ。思えば本当、遠くまで来たね・・・
デビュー当時、このT.M.Revolutionという名前に「何を革命起こすんですか?」と散々言われてきたけど、この滋賀で、これだけの人数を集めて、こんなフェスを開催できたことが、まさに今、革命を起こせたんじゃないか、と。
パンフレットに書いてあったんですが、去年、身体壊した時に、家を出てから初めて母親に頼って、身の回りの世話をしてもらいに東京に来てもらったそうです。
その時に、迷惑掛けてごめん、と謝ったら、そうじゃないんだ、と母親に謝られたそうで。
親の反対を押し切って家を出て音楽をやってきた手前、親に頼るわけにはいかない、と思って、中途半端な形では地元には帰らないってやってきたけど、母親は母親で、反対するばっかりで今まで何もしてやれなくって、息子は全部自分一人の力で頑張ってきたのに、何もしてやれなかった自分がライヴに招待されるのが、心苦しかった。責められているようだった。今回、こういう時に頼ってきてくれて嬉しい、とあって、気持ちが軽くなった、とのこと。
この何もない町が嫌いで、二度とここに帰って来ないくらいの覚悟で飛び出して行って、でも今こうやって、沢山の人に支えられて、自治体とも協力して滋賀でこれだけのイベントを開催することができて、本当にうれしいし、私事で申し訳ないけど、このフェスは親孝行フェスだった、と。産んでくれた両親に感謝します、と。
このフェスにはライヴで2日間で3万人、ライヴ以外のスペースも含めれば10万人もの人が集まったそうで、ホント、これ以上ない大成功で、十分地元に恩返しできたのでは?
もし自分が滋賀県民だったら、地元の誇りですよ!!!滋賀の輝ける星!!!
最後には花火もあがって、夏の終わりと一緒にイナズマロックフェスも幕を閉じました。
しばらくはこのフェスだけを楽しみに仕事してきたので、一瞬抜け殻になりましたが、TMR新曲もあるし!イヤカン!元旦武道館も待っている!!
ってことで、不況でどうしようもなく、年末には会社も自分もどうなっているか全くわかりませんが、イヤカンと武道館行くことだけはもう自分の中で確定なので、それを励みに頑張ります。
なんと、TMRの曲だけが、Vo.差し替え(daisy×daisyのMIKA)られていたという衝撃。
一体ダイスケ様とタカノリの仲はどこまで険悪なの!?と穿った見方しちゃいますよ・・・
そんな中、まさかTMRの新曲(聞いた限りは大ちゃんの曲っぽかったけど・・・まさか違うってことは想像しにくい)を作っているとは思いもしませんでした・・・
この日記はタカノリ中心なので敢えて書いてませんが、私はaccessにもダイスケ様のソロにも行ってて、今年の夏のaccessのツアーには西川貴教さんからの花まで届いてたんですよ!!
お!なんか、新曲の予感?とか思っていたところにガンダムメタバースで奈落の底まで突き落とされ・・・
この騒動には諸説あり、まぁネットの噂は噂で真相はわかりませんが、でもダイスケ様はそもそもヴォーカルの差し替えとか全く気にしない人だからな・・・HIROの卒業間もないWhat's Jam?の時にもMOONSHINE DANCEをタカノリに歌わせるという所業に出て、あの時もaccessファンの心境というものを全くわかってなかったし、お陰で歌ったタカノリは総スカン喰うし、ダイスケ様にとっては自分の作った曲のVo.にはそんな拘りがないのか、聴く人がそんな衝撃を受けるとは全く思ってもいかなった・・・のか?
ってことで、もしかしたら今度こそ、TMRはダイスケ様の曲じゃなくなるのかも・・・と思っていただけに、あんなにDAバリバリな新曲聞かされたら、そりゃ驚くってもんですよ。
両方のファンとしては、大ちゃんの新曲を、TMRで聴けるのは本当に嬉しいんだけど、なんか、素直に喜べない、というか裏の大人の事情を想像すると複雑な今日この頃です。