love laboratory

TMRのうろおぼえライブレポート。今はほぼ過去ログ置き場。

『15TH ANNIVERSARY FINAL』 国立代々木競技場 アリーナA6ブロック

TMR16周年おめでとう!!!

思えばデビューしてから3年くらい(封印前まで)はハイスピードで突っ走って、その後封印、封印解除、その他色々(省略)あってガンダム期を経て10周年、BASARA期を経て15周年、そして1年に渡る47都道府県全制覇のCLOUD NINEツアーを経て、15周年イヤーを締めくくるべくこの代々木2DAYS、記念すべき16周年です。

代々木といえば1999-2000のDA's Party以来。よくよく調べたらSEEDのイベントでも来てたけど、ライヴでは12年振りですよ。あれから12年、あの時あの場所に集まったFamilyもそれぞれ別の道を歩き始めたりして、そして一緒にライヴに行ってたTMRメンバーも散り散りになってしまったりで、12年という年月の長さをしみじみ感じます。

入れなかったやつらは残念だけど、まぁ、それ、うちって前からそういうもんでしょw?一般待ってるくらいだったらFCは入りなさい!なんて昨日はタカノリも壮大なファンクラブイベントwなんて言ってたけど、驚くことにFCでも抽選漏れがあったそうで・・・埋まらないかも?なんて心配はホント杞憂でしたね。

思えばデビュー記念日にこういった形で大きいホールでライヴやるのはデビュー以来初めて!

10周年はUSJだったから行かなかったし、15周年はピューロランドだったし、今年は丁度土日も重なったってこともあって、満を持して、のライヴで15周年を締めくくって16周年へ突入!

そして!turboありがとう!なんとこの記念すべき日にアリーナ3列目のチケットが来ましたよ。伊達にturbo16回更新してないよ!

去年の元旦の武道館の4列目から始まって、両国の3列目、ROAの2列目、そして今回、と、何かホント、運を使い果たしているような・・・

すごい、もう、夢のような一時でした・・・

1日目は機材調整の遅れがあって開場自体も30分押しで、かなり遅れてスタートしたものの、2日目は開場、入場もスムーズに、ほぼ定刻通り開演。

オープニングSEはa.b.sでお馴染みの岸さんがアレンジしたCLOUD NINE -instrumental- から。

そして!おお!このパーカッションのイントロは!!!ってことでBLACK OR WHITE Version.3 からスタート!

本音を言うとやっぱりV3よりも無印の方が好きだけど、スタートを飾るにはこのイントロはテンションあがります!

今回のステージは会場を船に見立てて、ステージに大きな帆のようなスクリーン。これが最初ステージを覆ってるんだけど、パカッと開いて?後ろに下がってその真ん中で白を基調とした王子風衣装(これがLEDで光る!Perfumeのように!)を身に纏ってタカノリ登場。41歳になってもこの手のマント風の裾をひらひらさせた衣装が似合いすぎるわ・・・マジで光るだけに、本気で神々しくて、眩しい。

続けて蒼い霹靂。CLOUD NINEツアーがシンプルで曲だけで勝負!っていうコンセプトだったから、久々に派手な照明とレーザー、スクリーンの映像が波のように押し寄せてきて、音と相まって超!キモチイイ!

霹靂は青のイメージ、そして続くBurin'は燃えるような赤。

この辺のアレンジが超!高速で、息つく暇も無し!

怒涛の勢いでSave The One, Save The All

それから、このイントロは何だろう~?とドキドキしながら歌いだしを待って、なんと!とっておきのおはなし!新アレンジ!!客席からも歓声があがる!

この辺の曲は多分UNDER;COVER2に収録されるだろうから、そのアレンジなのかな?

歌いだしからメロディアスで聴かせる!でもハイスピード!

ここからがバラードコーナー。

ステージの後ろにストリングス隊が12名。生演奏です!

これがまたね、視覚的にもすごい。横3、縦4だったかな?に分けられた部屋にそれぞれ一人ずつ、薄幕越しにシルエットだけが見えるんだけど、幻想的。

もうこのバラード3連チャンは卑怯です。泣かせに来てます。両日とも全部の曲で滂沱。

夢の雫なんてもう1stアルバムだからホント15年近くありとあらゆるシチュエーションで聴いてるのにね。ってかもう夢の雫聞くと涙が出るのはもうパブロフの犬です。

O.Lは何年前かのイヤカンで聴いたような。これも人気がありますね。O.Lはなんか、サビのあたりのグッとくる感じがね、声も出せずに、のあたりとか、マジで孕みそうになる。(そういう曲じゃありません)

いや、なんか、子宮に響くっていうかね。

(そしてO.Lのセトリをブログ内検索してみたら2007年のイヤカンの私が行ってない日の日替わりで、その前は2004年だったからかれこれ8年近く振りだったわ・・・なんかもうつい最近のことのように思う)

そしてlast resort。この新アレンジ、サビの部分が神懸かってますよ!

これね、曲はすごく好きなんだけど歌詞が。。。水に映る月もなんだけど、本気で好きじゃない人たちが付き合って、結果別れることになるってのがね、どうしても理解できなかったんだけど、そして今も理解出来ないし共感も出来ないんだけど、何か。。。もう。。。ひとりの君に返すよ、のところで号泣。

バラード聞くと、そのバラードリリースされた当時のことや、その後も色んなシチュエーションで聞いてたことや、そして今また聞くと印象が違ったりして、ホント、その時々で色んな風景が浮かんで、そして自分の心の中にも色んな感情が生まれます。

服も少しずつ脱いでって身体のフォルムがわかるくらい脱ぎきったところでダンサーも登場。

え、何?WILD RUSHでも来るの?と思って身構えていたら、なんと!イミクラ!!

ダンサブルなアレンジでダンサー引き連れて花道をモデルウォーク!!ノリノリで踊るよ~~~

続くPIN UP LADYも今までのゆったりメロディに浸るアレンジとは打って変わって踊れ!踊れ!

って私はこの辺、絶好のダンスタイム!と思ったんだけど、周辺は意外とサビだけ捧げてる人が多数・・・アリーナAブロックだよ?目の前にタカノリが居るのよ?

まぁライヴの楽しみ方は人それぞれだけど、踊るアホに見るアホ、同じアホなら踊らにゃ損ってもんよ!

その後アルビレオで前半終了。ステージの真ん中からせり下がる(って言うのか?)で一時退場。

バンドメンバーのソロコーナーがあって、続いて装いも新たに、黒の衣装を纏って、後半戦、Naked arms

1日目参戦したから、ここで爆竹来る!って知ってたのにすごいびびった。近い!目の前で火花散ったよ!

続けて一騎当千!とSWORD SUMMIT

「いけるか? めいっぱいしこたまぶっこんでやるぜ!」ぎゃあ!孕む!!!

厨二なので、天下取るぞ!とか我に続け!とか、この辺の煽りや掛け声がたまりません!一生ついてきます!!!!

(思えばかれこれ17年近く厨二拗らせてるのよね・・・もう一生卒業出来ないわ)

Flags、The Party must go on とBASARAタイム。跳ねる!跳ねる!!

怒涛の勢いで「コレが欲しかったんだろ?」とZips!!!

そうです!コレが欲しかったんですぅ!!!!!!!、

新しいアルバムのツアーも、恒例となりつつある武道館公演もいいけど、何かあのね、物足りなさがあったのは正にコレ!もう聞き飽きるくらいライヴで聞いてきたナンバーだけど、Zipsとラブセはやっぱり最高潮に盛り上がる!ってことでそのままラブセに行くかな?と思ったけど間に魔弾(炎が熱かった!)挟んで、ラブセ、そしてラストー!とチェイスリ。

うん、チェイスリね・・・初日、ここまで盛り上げておいてラストこれか!とちょっとガックリ来たけど、二日目は自分の中で盛り上げるべく日本語訳をイメージして萌えを燃料として投下して、準備万端で、臨みました。

チェイスリ、今まであんまり意識してなかったけど、日本語訳、すごくイイ。これは、ライヴのラストに持ってくるのも頷けるわ。改めて英語詞じゃなければ・・・なーんて思ったり。

ここまで約2時間、MCも無くほぼノンストップで駆け抜けて、久々に!これよ!これが欲しかったのよ!!!と思う充実感で本編終了。

アンコールはHIGH PRESSUREHOT LIMITWHITE BREATHと、何となくハイプレが来た時点でこの流れかな~と予想していた、往年のヒットナンバー。

そういえば今回、アリーナAブロックだったんだけど男子多かったな。一列(10人くらい)に二人は居た気がする。私の隣も男子だったんだけど、割と控えめにサビで手を振り上げるくらいのノリだったんだけど、アンコールのフリ付ナンバーのサビのあたりで、おずおずと振り付け始めたりして、ちょっと微笑ましかったw恥ずかしがらないでもっと自分を解放していいのよ~~~

ダイスケ的は1日目はヤスヒロ的、2日目はタカノリ的でした(2日目は歌詞が結構とんでて全然オールオッケーじゃなかったけど!)

興奮も覚めやらぬままダブルアンコール!

HEART OF SWORD!!!!

おおおおおおーーーー

この15周年ファイナルに向けて始動したのが2年前。その間に震災があり、一時は本当にもう、震災前と同じようにライヴは出来ないんじゃないか、出来たとしても今も苦しんでいる人が居る中、ライヴに行って良いものだろうか、行ったとしても楽しんで良いものなのか(そんな気もして心の底からは楽しめないんじゃないか)なんて罪悪感を抱いた時期もあり、でもタカノリの歌声のお陰で、少しずつ日常を取り戻して、当たり前のようで当たり前じゃなかった幸せを再確認して、自分に出来ることをやって、前に進む力をもらって。

タカノリは「俺には歌うことしか出来ないから」ってその歌声でどれだけの人が救われてきたか。この会場に集まった全員の気持ちはひとつだと思う。

そしてラスト、LIGHT MY FIRE

TMR唯一の、西川貴教単独名義での作詞のこの曲。

会場中がライトに照らされて、光に照らされた紙吹雪がキラキラと降り注ぐ。

(しかし1日目は遠すぎて、2日目は近すぎて、この紙吹雪を浴びれなかった)

LIGHT MY FIREもね、progressツアーで聞いてた頃とまた違った気持ちで、今ここで、この曲を聴いてる。

16周年だからって過去を振り返るのは好きじゃない、今この時が一番楽しいから、未来だけ見て突き進む!ってタカノリも言ってたけど、まぁやっぱり過去を振り返ってしみじみ浸っちゃうよ、このタイミングだと。HEART OF SWORDなんか聞かされると特にね。

16年前の独裁のリリース時は山野楽器の発売記念握手会、2回並んだしね。目の前で握手したあの小さな身体、でも身体に似合わず大きな手。よく覚えてる。

デビュー記念の赤坂BLITZの後はオールでカラオケ行ってデビューをお祝いして、その勢いでラブレボにハガキ書いて送った。あの当時は毎週ラジオ聞いて毎週ハガキ書いて送ってて、ラジオで読まれる度にラジカセの前で悶えてた。全部をカセットテープに録音してた。あの頃はあの頃で本当に楽しかったよ。その後は語りだすと長いので省略。

でも今が楽しい!って気持ちは一緒。楽しくなかったらここまでついて来ない。

最初は代々木は無駄に縦に長いし、あんまり好きな会場じゃないってのもあって、どうして武道館やスタジアムじゃないの~!代々木だったら二日も行かなくてもいいかな。。。なんて思ったものの、16年経って(デビュー前から数えると17年)今もこうやって同じ屋根の下で、同じ空気を吸って、同じ時間を、瞬間を共有できること、そのことに心から感謝します。

本当にありがとう。タカノリ愛してる!!!!