love laboratory

TMRのうろおぼえライブレポート。今はほぼ過去ログ置き場。

『Progress ARENA TOUR』 国立代々木競技場第一体育館(南スタンド1階F11列)

さて、14日の追加と云う名の公開プレビュー(笑/シャレにならん。最近多いし)はさておき、代々木2DAYS。行く前からアリーナの席数を指折り数えて7列目かも!?とドキドキで自分の座る座席を探して、辿り着いた席は9列目!!(センターよりのブロックだったから、花道が出ている分、一列の席数が少なくなってた)花道の先端とは3列目ぐらいの近さ!!感動。今回左右にスクリーンがあったけど、どうもスクリーンを見るのが苦手で(だってせっかくライヴなんだから、遠くてもナマで動いている姿が見たいじゃん!!)本人ばっか見てたから、表情がくっきりはっきり見えたのはやっぱり代々木一日目。それでも西川君は遠くても表情とか仕種とか割とわかる方なんだけど。

さてさてどこからともなくターボコールが沸き起こって(もはやお約束?)客電が落ちてBRIGADEからライヴはスタート。まず度胆を抜かれたのは衣装のゴージャスなレースのスカート(!?)のようなモノ。ベースはprogress の時の黒のドイツ将校のようなヤツをちょっと豪華にしたようなモノなんだけど、下半身のシルエットはウェディングドレス(爆)そう、例えるなら黒の花嫁。でもそのヒラヒラは一曲目で取ってしまって(ついでに帽子も投げ捨てる)その後はバラードで落ちるまで少しずつ脱いでいく、例のごとくひとりのストリップショー☆そう、ストリップと云えばAQUA LOVERS(笑)またかよ~好きだね~アンタも。なんて笑いつつも今回は悦に入り度もかなりUPして、ひとりHのようでした(死)

曲目はWILD RUSHHOT LIMITがなくなったことで完璧に脱!振り付け(別に本人に関しては封印解除後はフリを排除してたから、別にイマサラなんだけど)で、Slight Faithで御機嫌♪にギター弾いちゃったり、いい気になりたい放題。例のギブソンレスポールが花道の先端にドライアイスと共に出て来た時にはマジ笑った。久々にやる曲を増やすって云ってた割にはココ1年以内にやってる曲ばっかやん!で、期待してた分またかよ~な肩透かし感はありつつ、下手にMCやアコギコーナーを入れないで一気にもってった点は良し。バラードの流れは微妙だけど。私としてはBOARDINGがlast resortの後に来てしまった所為で入りこめなかったのが一番残念。それにこの曲でサビに捧げるのは-eの曲で捧げをしているようでど~してもダメ。いや、みんな好きなように盛り上がればいいんだけどね~。私はこの曲は浸りたいのよぅ。

resurrection・とBAND SOLOをはさんでポップアップで再登場!した西川君の衣装はパイソン柄のジャケットにカプリパンツ。それにテンガロンハット!!今回新しく増えた曲目に文句ばっか云ってるけど(でもそれなりに好きなのよ)一番嬉しかったのは新説恋愛進化論!!大好き・・・怒濤の勢いで、続いて魔弾。このイントロでサーッとライトが客席を横切ってダンダンとビートが響いてくる瞬間がたまらなく好き。魔弾の時には律儀に(?)黒いメッシュの口あて(忍者がするようなアレ)も装備。でもめっちゃ歌いにくそう。それからジャケットを脱ぐと、背中に日の丸(!?)が描かれた不思議なパーカー。書いてある英語を一生懸命解読しようと頑張ったけど、何せ始終動き回ってるし、腕は曲げてるから読みにくいし、かろうじて読めたのは右腕の『NEVER TOO LATE』。で、左腕は『NEVER~』までは同じなんだけど、その後Sから始まるスペルが未解読。様々な証言によるとSURPRISE?SILENCE?(結局わからない)背中は『DRUG SLICKS SPIN(SKIN?)』だかそんなカンジ。(情報求む!)それにしても日の丸。恥ずかしいぐらいのダサさがたまらん(笑)。

それからLOVE SAVERまではもう水かぶりーの、客席に水振りまきーのでステージを端から端まで駆け回って、最後に伝えたいことはこの曲で、と、Trace Millennium Roadでしっとりと本編は終幕。もうこの流れならアンコールには何が来るかは見え見えだけど(アンコールは予定調和でするものじゃないとか本人云いつつ、progressホールツアーの曲順に引き続き、もはや仕組まれたアンコールであることは承知の上)『こいや!!クソガキどもー!!(爆)』とMaster Feel Sadへ。もうココまで来たらそんじょそこらのことじゃ驚かないけど、何がびっくりって素肌に皮ジャケット一枚!!大爆笑!!恥ずか死!!そのまま洋楽のカバー(モトリー・クルーらしい。よくわからん。次の日は差し換えで前もやってたインスト曲)でオレ様のギターを聞け!!と云わんばかりにギター弾きまくり。弾きたいだけ弾きまくって本人御満悦☆で、最後はギターをステージに投げ捨てる様に放置プレイ。

本日3度目のターボコールで呼ばれてのWアンコール(ってかコレこそホントのアンコールよね?)は、それまでやってないことをすっかり忘れてた(コラッ!!)HEAT CAPACITY。で、イントロでキャ~ッとか盛り上がってたら一瞬暗くなった時にこちらの方に何か飛んでくるものが!!そう、今回出血大サービスで投げまくってたペットボトル!!水の冷たさを感じた時にはもう斜め後ろに落ちた後。ホント、丁度闇に包まれていた所為で周りも直ぐには気付かず、曲が始まったというのに我々のまわりは座り込んでペットボトル大捜索。(結局私は取れなかったけど、椅子がかなり水浸しになってたのでその水に浸ることで我慢)水をかぶって興奮状態(笑)のままLIGHT MY FIREでみんなでHEY!と、大団円♪

ここまでMCなしで一気に駆け抜けて来て、伝えたい事は全て歌で、身体で、体当たりでぶつけあった、ホントに気持ちのいいライヴだったと思う。大きい会場だとどうしても希薄になってしまいがちのライヴの一体感も、コアなメンバーだけで凝り固まったようなイヤな意味ではなく、ホントに会場が一体になったのを感じた。西川君本人の気迫も歌声を通じてストレートに身体に響いてきたし、こちら側が返す声と呼応して、より高みに登りつめていくこの感覚。この一瞬。でもその瞬間だけは永遠をも信じられる。その瞬間を求めて、私はTMRのライヴに何度も足を運んで、彼の人に会いに来るのだ。

10月のprogress tour東京国際フォーラムから約半年。再び東京に戻って来て、全国を回って灯してきた炎が今ひとつになって、ここ代々木に灯った。(かな?)