『B★E★S★T』 栃木県総合文化センター（1階RB列）

栃木にTMRのライヴで来るのはかれこれ３回目。JTの時に初めてキレてアンコール前に帰ってしまう西川くんを見て泣いて帰って（あの頃はまだ純だったからさー。それまでライヴでキレるってこともなかったし）JT２はその時のトラウマもあって参加を見送って（この頃はチケット取るのが一番厳しかったし）progressで宇都宮再参戦。で、今でもファンの間で語り継がれて伝説となっているくらいすごく盛り上がって、一気に宇都宮ラヴ！！！になって、今回またも参加と相成りました。会場はJT２の時と同じところなので私にとってはお初の会場。前２回もそれぞれ違う会場だったので、これで宇都宮３大ホール制覇！！（でもよく考えるとひとつの街にライヴ出来る規模のホールが３つあるってすごいよな～←しかも全部駅から遠い・・・）事前にサイトをチェックしたりして会場の内観とか席の配置もチェックしていたんだけど、１階の両サイドの段差のある席がそのまま２階まで繋がっていて１階のセンター席をコの字型に囲むようになっていて、そして左右の壁に埋め込まれている様な形で３階と４階席がある、という、これまた普通のホールとは違った摩訶不思議な創りをしているんですよ。チケット運イイと云われる私ですが栃木運はこれまた良くってなんと右サイドの２列目！！嬉しー！！栃木ありがとうー！！センターに合わせると実質７列目なんだけど、花道は近い！！（でも普通のホールだったら７～１０列目まで花道あるのに、３列目くらいまでしかない）前回の宇都宮に続いて触るぞ！！とヤル気満々だったんですが、先週の府中から警備が厳しくなってロープだけじゃなくて柵も設置されるようになって、案の定花道に近付けないように柵で仕切られてしまいました（泣）そんなに我々凶暴視されているのかしら？フーリガン？？

さてさて席が近いだけで嫌が応にも緊張が高まるのですが、開演前のターボコールをしている内に緊張に興奮も加わって、始まる前から超ドキドキ。もう今回のツアーは７回目だっていうのに、１回１回のライヴがすごくドキドキする。いや、もうね、出逢って７年も経とうというのに今さら云うのも恥ずかしいけど恋してますよ。ええ、マジで。客電が落ちて、オープニングSEが流れて、サポメンがスタンバって、スモークが吹き出て、ステージ左後方から一歩一歩こちらに向かってくるシルエット。そして「♪愛してるから～」の第一声。キャ～ッッッタカノリ～！！カッコイイ～！！！！ええ、この年になっても黄色い声というものは出るもんですよ。初っ端から飛ばしまくりの西川くん＆会場のメンバー。でもふと高音とかの声が掠れ気味で、気のせいかな？と思ったけどバラードに入ったらモロに声に表れていたので、咽の調子はあまり良くなかった模様。（今週４本目で、昨日の千葉と連チャンだったし）今まで参加したライヴの中で一番ハスキーだった。でも声は出てるし、力技で捩じ伏せるような圧倒的な歌いっぷりはさすが。歌詞は相変わらずBOARDINGで「♪今は君だけに笑えればいい～」（笑）みたく混ざることはあれど、しっかりとしたモノ。音程も、最近は崩した歌い方よりも原曲に近い方に戻ったり、バンドアレンジも微妙に変化してきたりしていて、ツアーも後半だと楽しみもまたイロイロ。

御当地ネタとしてはハイプレで「栃木制する者だけがーっっ」

ちなみにHOT LIMITは「タカノリ的にもオールオッケー！！」

MCでは、やっぱりこの不思議な創りの会場が４年前のJT２で来た時の記憶に残っているみたいで、その当時はコスプレ全盛期で（今もまぁ・・・ね、みたいに苦笑してたけど）左右の、中国の絶壁を掘って創った即神仏とか並んでいるような（笑）３階、４階に歴代シングルコスがダーッッと並んでいて（爆）アレはちょっとひいた、と。そりゃ本人にとってはコスされても嬉しいもんじゃないよな。「どうせオレに会いにくるんだからもうちょっと胸元開いた服着てくるとか・・・ね？」でも最近「脱げー！！」とか云われてブラジャー一枚になる人多いけど、最初から脱いでいるブラ軍団はどうよ？まあ私も下手すればブラ一歩手前なので人のこと言えませんが。（でもあまりに貧乳なので脱げん。私なんかが脱いだらそれこそ犯罪）でもコスよりは露出狂の方が嬉しいらしいですな。

そうそう、そういえば最前列のド真ん中にオヤジ二人がいたんですよ（笑）左右の奥さん？（片方はそうだったみたいだけど、もう片方は愛人？ラマン？挙げ句の果てにセフレ？呼ばわりしてた・・・セフレってアンタ・・・）に連れてこられたみたいで、最初「さすがにツアー後半になってくるとダフ屋も最前とか高額取引してて結局捌けなくて自分たちで入ったのかと思った（笑）」なんて云ってたんだけど、そうじゃなくて安心した～と。私の位置からはそのオヤジsがよーく見えたので、西川くんが時々煽ってるのとかも見てたんだけど、だんだん見よう見まねで腕を振り上げたり捧げをしたりして、おお！頑張ってるじゃん！！と何だか嬉しくなりました。ライヴの最後の最後にも「大丈夫でしたか？（笑）」なんて声かけられてるし。いいな～オヤジ。オヤジ最高だよ！！

あと宇都宮といえばやっぱり餃子ですか（笑）性懲りもせず、毎回ネタにしてますね。ニンニクパワーで云々とか。ライヴの最後の最後にも「もう今日は何も云うことないくらい最高だったんですが、敢えて云うなら今日はスタッフも含めてほぼ全員が餃子食ってるからニンニク臭いってことぐらいですか」とか、ね（笑）あと、「関東ローム層を動かして、４年後くらいには宇都宮を首都にしてしまおう！」とか、また云ってるよコイツ（笑）「だからって別にオレの名前のついた餃子を作れとか云ってるんじゃないからカンチガイするなよ（笑）」とかやっぱり宇都宮と餃子は切り離せません。ああ、餃子食べたくなっちゃった。時間ギリギリに行ったし帰りも即行だったから食べてないのよ、餃子。

さて、ライヴも怒濤の後半戦に突入。個人的には囁くように歌うジャグリングでの「ナ・ン・デ・モ・ア・リ・ノ」がひとつひとつの音を区切って吐き出すように歌ったのがめっちゃセクシーでキました。腰振ったり肌を露出する仕種より、アンタッチャブルGirlsの溜息のような声とかTwinkle～での息を吸い込むところとか、やっぱり声の方が直に身体に感じます。いや、もちろん激しいアクションや絡みも萌えるんですがね。絡みといえば今回はエロMCもそんなにドギツクなく、エロにもとれれば煽りにもとれるぐらいの程よい感じだったんですが、LEVEL４ではSUNAOの耳嘗めてました（爆）ある意味胸をいじくりまわしたり股間を攻めるより、ずっとやらしい。私の席からは逆サイドだったから、ずっとSUNAOの耳元にマイクを当てて歌っているようにしか見えなかったんだけど、最後の耳嘗めはカメラでバッチリアップで映してて、普段あんまりモニター見ない私もそのシーンはバッチリ見てしまい、あまりのキョーレツさによろけました・・・（死）今回は山田くんを餌食にすることもなく、絡みは専らいじられ専門のSUNAOのみでラストもTシャツまくりあげられて乳首抓られてました（爆）でも絡みはココ最近の中では少なかったかな。って最近エスカレートしすぎだったら（エロトークもちょっと飛ばしすぎ）丁度程良い感じかも。エロも出し過ぎると食傷気味。やっぱりそこはかとなくエロ！の方が萌えるのよ（笑）

ライヴも後半になってくるとステージを所狭しと駆け回る西川くんは花道まで来てくれるんですが、この会場は何しろ花道が短いっっ花道まで出て来てくれたのはBRIGADEの時（多分・・・）に１回と、アンコールのVITAL BURNARの時のみ。ああ、でも花道の一番端まで来てくれるともうホント、目の前なのに、我々の前には柵が・・・（泣）でも触れられなくても、間近で見た西川くんはすっごく目がキラキラしてて、すっごく笑顔で、それだけでもう、すっごく嬉しかった。この人は本当に嬉しそうに、楽しそうに歌うな～って単純だけど、ライヴではそれが一番嬉しかったりする。何度も、何度でもライヴに行きたくなるのは、そんな西川くんと一緒に楽しんで、ここにしかない景色を一緒に創りたいから。そうそう、コップも最近はWカップが近いせいか（？）ほとんど蹴り飛ばしているんだけど、１個だけ珍しくこっちに投げてくれて、でも客席からは大きく外れて花道の横の入り口通路の所に落ちてしまい、柵で囲まれている我々は誰も取りに行けず。（泣）←結局スタッフが回収してしまったのさー。本人的には多分３階や４階席に飛ばしたかったんじゃないかな？高度はあったんだけど角度と距離がねぇ・・・（でも無理だって）投げて外した後、何度もアレ？おかしいなー？と投げるアクションを繰り返しているのが可愛かった～

何だかホント、終始笑顔で「お前ら最高！」「もう何も云うことはありません」の繰り返しで、アンコールも「こんなに揃ったアンコールは久し振りに聞いたぞ」と出て来てくれて、「もう何も云うことはないからこの曲でー！！」とMCらしいMCもないまま一気に曲にいって。もうオレたちに言葉は必要ないぜッてな感じです。マジ語りなMCも感動するんですが、でもそんな言葉より何より彼の歌う曲の言葉の端々にすごく重みを感じる。やっぱりね、「そーだろーっっ！！！」って（笑）

WアンコールのLIGHT MY FIREもね、何だかジーンときてしまうんですよ。サビの手を左右に振るのとかアレが始まった当初はダサッと思っていたんだけど、ステージ袖のスタッフも一緒に振ってたりするのが見えて（笑）何だかあったかい気分になれたりして。最後にみんな一斉に屈んでジャーンプッ！！ってのもすごい楽しい。幸せな気分。まだまだ終わりたくないって、こんな時間がずっと続けばいいのにって、私も本当にそう思った。

そして最後に夏の野外の告知（先日の千葉で正式発表されたと聞いてた）を本人の口から云うか！？云うか！？と待っていたのに「やー」と云いかけて「まっいいや。（ええっっ！？）また会おうぜ！！」と引っ込んでしまい、ええっっと思っていたらモニターに

夏祭り野外LIVE復活！！

T.M.Revolution　T.M.R LIVE Revolution'02

B★E★S★T　SPECIAL　-SUMMER CRUSH2002-

の文字が！！知ってはいたけどもう興奮＆狂乱状態。そして会場に流れるLIGHT MY FIREのピアノヴァージョン。（←この演出は神栖から）もうライヴは終わって西川くんもステージから去ったのに、ごく当たり前の様にみんなで歌い出して、会場を歌声が埋め尽して、最後の最後にみんなで拍手。自分はもうこういうことでは感動しないと思っていたのに、すごく暖かい気持ちになれて、じーんときました。うんうん。

今回のツアーでどこの会場でも云ってるけど、このツアーは今までの総決算でありながら次のステップを見据えたもので、これを以て一旦T.M.Revolutionというものをゼロに戻して、また新しい世界を切り開いて行くので、これからも末永くヨロシク頼むぜ！と。で、宇都宮をいたくお気に召したタカノリ的には、もしかしたら新たなTMRの活動はココ宇都宮から始めたいかな～？とか何とか。どこまで本気か相変わらず測り兼ねますが、またいつの日か、私もまた宇都宮で同じ景色を見たいなって思います。

2002.5.28