『coordinator -satellite-』 Zepp Sapporo（整理No.722)
【set list】
OPENING
１.Tide Moon River
２.IMITATION CRIME
３.URBAN BEANTS
４.Slight faith
６.LIAR'S SMILE
８.I.D. ～LOVE ME CRAZY～ ９.Out Of Orbit -Triple ZERO-
１０.LOVE SAVER
１１.INVOKE-インヴォーク-
en１.
ABORT//CLEAR
en2.
LEVEL4
VITAL BURNER
ハローサッポロ－！！
アレ……？サテライトは行かないはずだったんじゃぁ………それがどうして北の大地まで行ってしまったのか？というと6/22の日記『試される大地』参照。TMRの遠征では北は仙台までしか行ったことなかったのに、とうとう海越え北海道まで行ってしまいました。旅のお供ははすみさん。今回のツアーcoordinatorのコンセプト的には飛行機に乗ってBOARDING♪がしたい！という気持ちもあったんだけど、アレコレ奔走した挙げ句ライヴラリーお馴染みの鉄道乗り継ぎで北海道までGO！
行きは憧れの寝台特急『北斗星☆』通常料金で乗ると割引価格の飛行機よりよっぽど割高なので、なかなか乗る機会はない寝台車。ベッドは２階建てで、二つずつ向かい合わせになってます。別に個室もアリ。ドイツ人バックパッカーなんかも乗り合わせていて、外国人にはこの寝台車のベッドは狭いと思うんだけど、どーなんだろ？（私でぴったりくらい。170cmぐらいまでが限度では？）ベッドはカーテンで仕切られているだけなんだけど、ゆかたまで用意されていてビックリ！！せっかくなので御機嫌で着替えて寝ました。で、お約束通り朝起きたらはだけてました（爆）音は筒抜けなんだけど思ってたより騒がしくもなかった。それより電車の揺れの方がすごい。リッチな食堂車（予約制）も有り、とくとくきっぷで貧乏旅行したい人も鉄道マニアも金持ちブルジョア旅行したい人も、それぞれオススメ☆東京都内から札幌まで約16時間もかかるけど、日本列島縦断の旅の情緒は味わえます。ただし夜行なので景色はほとんど見えませんが。
今回使ったのはJR東日本のとくとくきっぷのぐるり北海道。東京都内からの往復だけじゃなくて北海道内は特急乗り放題！こういう機会じゃないとなかなか函館までは来れないので（飛行機で来ると千歳空港からじゃ遠いしお金がかかる！）6時半函館着で一旦降りて、朝市でいくら丼食べたり（朝から新鮮な海の幸を食べれて幸せvv）実家にクール宅急便でカニ送ったり。案の定いきなりカニが送られて来てビックリしてたけど「何？北海道行ってたの？また西川君？」って何も云わずともバレてるし！！（笑）地元ローカル局の飯田のライヴのCM見て日程が平日（しかもGW明け）にも関わらず「帰ってくるんでしょ？」と云った我が母だけあるわ。（いやだから帰れませんってば！長野の時は帰るけど）あっあと函館では温泉行って来ました。市営で朝6時から入れる温泉があるのです。夜行明けの朝風呂（しかも温泉）は気持ち良いー！！ライヴの為に来たはずなのに、すっかり観光客（笑）あと、函館駅はちょうど行った6/21（土）が新駅舎の完成式典で、イベントやってて盛り上がってました。おかげで札幌行きのスーパー北斗に乗るまでのホームが人の大渋滞で、危うく乗り損ねる所でした（冷汗）
スーパー北斗に乗って約３時間半。途中森駅名物『いかめし』食べたり（美味♪）いろんな駅を経由して大自然に包まれた風景を眺めつつ、改めて北海道の広さを実感。これでようやく南端から道中へちょっと出た程度なんだもんなぁ。そしてようやく着きました！札幌！！さぁZeppへ向かうぞ！！一昨年来た時には渡辺淳一文学館なんぞに気を取られていたらうっかり曲る角を見落として渡辺淳一を恨みつつ迷いまくったZepp Sapporoも、2度目なので迷いませんっっ（笑）物販の列はもうかなり出来ていたので、さっそく並んで、私もはすみさんにつられて買う予定のなかったサテライト限定グッズのTシャツ2種を購入。実はTシャツ（というか衣類モノ全般）今まで一度も買ったことがなかったので、コレが初めて☆（←限定とか云われると弱い）で、開場までは中島公園で食料補給。私は中島公園駅降りてすぐにある何故か不動産屋と同時経営のソフトクリーム屋さん（誰も人がいなくて、不動産屋の方から入って行って「買いたいんですけど……」と云ったらスーツ姿のいかつい兄ちゃんが真剣な表情で作ってくれた）でチャチャベリー味なるソフトクリームを購入。北海道のソフトクリームってどうしてこんなに美味しいんだろう。やっぱり牛乳が違うから？
さて、肝心のライヴレポなんですが………最初に書いたセットリスト見てもらえばわかるように、コレと云って目新しいことはありません。単に本ツアーの曲順変えただけなんかー！って散々別メニューを謳っておいてコレか！？直に体験しないとメニュー見ただけじゃ「こんなもん？」って感じですが、ライヴハウスならではの臨場感が楽しかったです。殺伐としてて押しつ押されつ。いやはやライヴ前にツキモリ嬢から「タカノリより客がケモノなTMRに気を付けて（笑）」とメールが来たけど正にその通り！というか自分もそうなんで何も言えません（黙）
何だか直前まで結構余らせてる人がいたから「意外に空いてるか？」と思ってたけどやっぱりぎゅうぎゅう。１Fだけで2000詰め込んでるだけあるわー。２Fも指定席の後ろに立ち見がぎゅうぎゅう。どんだけ入れてるんだ！？（2500～3000！？）最早ライヴハウスの規模じゃありません。前、ダイスケさまのソロで来た時にはガラガラで椅子まで入れてたのに（笑）同じところとは思えません。ちなみに整理番号はそんなに早くなかったけど余裕で第二ブロックまで行けました。←これだけ広いと中途半端な前だと見えないので、前のブロックの後ろだったら結構入れる。
さすがライヴハウス！タカノリ近かった！（嬉）何度も水かぶったし幸せ～～～vコップ投げまくっていたので、一度思いっきり手に当たった（かなり痛かった）けど弾いて取れなかった（涙）何だか髪型はエクステンションつけまくりで前髪は花輪くん（byはすみさん）みたいだったし衣装は………何て表現したらいいんだろう？ジプシー風というか着物を着崩したようなというか、白地に淡いグレー（青？）でぼかしっぽく染めてあって、布が幾重にも重なってる。で、それがホルターネックみたいに首で結ばれていて、背中は丸空き！！下も良くは見えなかったけどスカートみたいな布巻いてて、何だろう………異国風？
OP SEはエヴァみたいでした。いや、そうとしか表現出来ないので各々勝手に想像して下さい。スモーク焚かれるステージに颯爽と現れて、さっそくギターを担いだのを見て「やっぱり！！」と爆笑。このギター弾きたがりめ！このままずっとギター弾き続けたらどうしよう～と思ったけど次に降ろしてくれてホッ。いや、また次に弾くんだけど（苦笑）新アレンジだったのは１曲目のTide Moon Riverだけで、後は本ツアーとほとんど一緒。そもそもツアー真っ最中に全然新アレンジや新曲を期待する方が無理だったのか？まぁコーラスとか抜いてあったりアレンジがちょっとシンプルになっていたり、とかはありましたが。アンコールのWBとLEVEL4はB★E★S★Tバージョン。コレは広島ではなかったみたいなので、札幌だけのスペシャルサービス？
私的萌えポイントはI.D.のサビの前のマイクスタンド一回転！！うわっっ久々に見た！！（私が見た限りの今ツアーではどこでも回してない）マイクスタンドがくるっと空中で弧を描くのが、めちゃめちゃカッコ良い！！（結構重いだろうに………昔だったら出来なかったよな）そしてI.D.では「愛？したい………」と、私は「愛……？何？」と良く聞き取れなかったんだけどはすみさん曰く「愛撫したい」と呟いていたそうです（爆）あっあとジャグリングのナンデモアリノのところは喘いでいた。ハァハァ。他のエロトークは………あまり憶えてない。札幌だけ別メニューにして金がかかりまくってしまったので、その分お前らがカラダで払え！とか云ってたくらい？
最近こういうもみくちゃになるようなライヴに行ってなかったから、ぎゅうぎゅうなんだけど跳ねまくって、周囲と一緒に揺れている感が楽しかった！！帰って来てシャワー浴びたら有り得ないところに青痣が出来ていたけど（痛）こういう感覚はイヤカン以来？ステージとか演出はまんま去年のイヤカンって感じだったんだけど（後ろの垂れ幕とかサポメンの衣装とかライティングも）タカノリがラジヲやturbo-webで散々煽ってたせいかイヤカンより数倍すごかった気がする。本人のラジオコメントやタボウェブの書き込みを見て広島の盛り上がりはイマイチだったんか？とか盛り上がれないような内容なのか？（笑）とか心配してましたが、めっちゃ盛り上がりました。札幌。そんな中、最後のVITAL BURNERでタカノリはダイブして、あわや大惨事となったわけですが、このことに関しては言及を控えます。もういい加減ダイブ論争はうんざり。某はずっと昔から見てるけどやっぱり嫌いだ。オフィもうざい。というかまたもタカノリは余計なコトを書き込むしー
さて、賞味1時間40分強のライヴも終わって、ボロ雑巾のようになりつつ、ゆっくりカラダを休めることもなく、札幌に別れを告げなければいけません（涙）札幌駅でお土産を物色してから、２２時発の札幌発青森行き『急行はまなす』に乗車。疲れていたのですぐに眠ったんだけど、１時間くらいで目が覚めてしまって、その後はずっと車窓から月を眺めてました。BGMはTide Moon River。
行く！と決めてから一週間。来ようと思えばこんなに簡単（？）に来れるものなんだ、北海道。自分が信じられない。タカノリ会いたさにとうとう津軽海峡まで越えてしまった。終わってしまうとあっと云う間だったけど、ライヴもそこに至る過程も、何もかもが楽しかったです。これだからライヴラリーはやめられない（笑）
また必ず行きたいです。北海道。
2003.7.1
※ちなみに『試される大地』とは白い恋人に書いてあったキャッチフレーズ。
『試される大地・北海道』
何を試されるのか？やっぱり愛？？
