love laboratory

TMRのうろおぼえライブレポート。今はほぼ過去ログ置き場。

『SEVENTH HEAVEN』 パストラルかぞ (立見)

ハローかぞー!!

今ツアー最小キャパ。パストラルかぞです。

1000人ちょっとしか入らない(都心の大型ライヴハウスよりも少ない…)こんなところに本当に来るの!?な地方のホールに来るのがTMRツアーの醍醐味。

でもそんな町おこし的会場自主公演。例年だと全国3~5ヶ所でやるんだけど今年は初日の伊勢原と今回のかぞのみ。両方とも関東日帰り圏内&休日、ってことで倍率も凄まじく、FC優先では落ちてハガキ応募での会場販売分に辛うじて補欠当選(?)で立見をゲットして行って来ました。当ててくれたはすみさんの妹さん(の住所)に感謝!

さて、かぞってどこぞや?と関東近郊路線図を眺めても載っていない…。埼玉県って広い。広すぎる。イマイチどこにあるかわからないまま乗り継ぎ検索かけてその通りに乗り継いで行ったらなんか見覚えがある風景が。ああ、栃木でのライヴに行く路線の途中(久喜)で東武に乗り換えるんだ。栃木は何度も行ってるからなー。そして思っていたより意外に近く、1時間半くらいで着きました。

で。

こんなこと云っては失礼かもしれないけど、予想に違わず田舎でした!ビバ!田舎!!車窓から眺める景色が実家を彷彿させる…あー距離的に近いところだと結城アクロス(<JTツアー)っぽい。

で、駅前とかホールまでの道程の景色は市原とか前橋とかこんなんだったな~駅からは寂れた商店街?(ほとんど閉まってる)でそこを抜けると広い国道沿いにはポツポツとコンビニや写真屋やファミレスやホームセンター(笑)地元の人は車メインだから歩いている人はモレナクライヴに来た人たち。駅から一本道だから迷いはしなかったけど、遠くにホールが見えてもなかなか辿りつけない…(徒歩20分って書いてあったけどもっとかかったよ!)

途中こいのぼりの噴水に笑ったり名物という手打ちうどん食べたりしながら(安くてボリュームも多くて美味でしたv)てくてく歩いてようやく着きましたパストラルかぞ。サイトで写真は見ていたんだけどすごいよガラスのピラミッドだよ!そして周りが何もない!本当に何もない!!あるのは田んぼと畑だけ!そんな中に突如現れたモダンな建物。

今回の会場自主公演は加須市制50周年、パストラルかぞ開館10周年記念ってことで、ホールはまだまだ新しくて綺麗でした。何だかコンサートホール、というより田舎の結婚式場?みたいな感じ。係員さんたちもスーツと制服をピシッときめていて丁寧に案内してくれたし終演後もお辞儀をして「本日は御来演ありがとうございました」とか云ってくれて!嬉しかった~

立見はざっと見たところ50枚くらい出していたっぽいんだけど、どうやら23席くらい空きが出来たらしく我々の前のひとたちは指定席に案内されてました。ちょうど24番~が立見になったので立見一番乗りで正面照明席後ろをゲット。

立見とはいえ全然近い~感動~(そりゃ前の週がフォーラムAだったから)

そして押すこと7分。

開演。

地方とはいえ仮にも埼玉。土曜日。やっぱり会場は遠征組(というほどでもないけど)&リピーターがほとんどで一昔前の地方まぐろライヴとは違って1曲目から盛り上がりました。ホールが狭いのと音の反響が大きい会場だったので、歓声や拍手や歌声が響く響く。

あと、今回照明席の真後ろだったのでバラードの時とかつい照明さんの手の動きに目が。絶妙のタイミングでスポットを点灯させて消していく様とか、バラード聴きつつも妙に感心してしまったり。普段照明の前にいるから照明の後ろに居るってのは新鮮な感覚。今回のツアーは特に照明に凝ってるけど、昨日は特にそのメリハリが良く見えた。

そういえばTears Macerate Reasonの照明ってあんなんだっけ?なんつーの?礼拝堂の中を模しているような。それと群情も背景に小高い丘の上に立つお城というか洋館というかが映し出されていて、今まで気付かなかっただけなのかしら…

MCは地方ライヴではお約束の田舎いじり。後ろは畑。前は田んぼ。周り何もナシ!東京からたかだか1時間半~2時間弱?くらいの距離なのにこんなに田舎でビックリした!とか。あるのはファミレスだらけ(笑)あとヘルメットかぶってチャリに乗る中学生発見!!ここでサポメン全員にヘル中だったか聞いてみたら皆首を振って。そこでタカノリだけが「俺、ヘル中~」(激笑)

あのですね、あのヘルメット発砲スチロールとポリウレタンの3層構造になってるんですよ。そんでもって2年、3年と上がっていく毎に1層ずつ剥いで行って3年になるとクッションも何もない鉄の被り物だけになって目が隠れるくらいスッポリになってしまう、と。コレ、自分の田舎もヘル中だったのでよ~くわかる(笑)そうそう!そうなんだよ!!夏は蒸れて暑いんだよね!

でもタカノリは1年から2層剥いだ状態だったとか。それは女の先輩に飼われてたから(笑)今までも何度かMCで出てきたネタだけど「今日からおまえ、あたしの弟だから」と突然弟にされたという…マリみてみたいなもの?

そんでもって単車盗みに行ったりとか付き合わされたって会場自主公演で加須市のお偉いさんも見に来ている時にするような会話じゃないから!(するような会話じゃないといえば生理ネタも話してたなぁ)

でもそんな田舎をバカにしてるんじゃなくて自分が田舎育ちだから故郷に帰ったみたい(笑)と田舎を愛しているからこその田舎トーク。こうやって毎年何箇所か普通のミュージシャンは来ない、というか来たがらないところに来てライヴをやるのは、周りが畑や田んぼだからってわけじゃないけど地道に種を植える行為なのだ、と。草の根運動、みたいな。そういえばそもそもTMRがデビューした時から一貫してこのスタンスを貫いている。この先、ずっとこの姿勢を貫いて欲しい。

あ、そういえばMCで何か重大発表!?をしかけたんだけどスタッフに止められて寸止めでお預けくらわされました。日本時間で23日になにかあるみたいです。日本時間って云ったってことはまたアメリカ絡み?散々期待させておいて結局言ってくれなかったわけですが、来週になればわかる、とのことなのであと数日の我慢です。

でもどーせなら云っちゃえば良かったのに!スタッフに確認する前に!!

MCではマイク通さずに叫んだりもしたんだけど一番後ろまでバッチリ聞こえる!せっかくなので、とメンバー全員にしゃべらせたんだけどドラムのJUNJIは「みんな盛り上がってよろしくー!」(多分)みたいなことを云って「繋がってない。わけわからん」と突っ込まれて、山田くんは客席が盛り上がってる時に叫んだので何を云ったのかわけわからず、SUNAOは声は大きかったんだけど滑舌が悪くこれまた何を云ったのかわからず(苦笑)そんな中、柴崎さんだけはマイク許可(笑)「これくらいの近いの、好きです」とボソリ。生きているだけで精一杯の人なので大声を出すことを強要しちゃいけないみたいですよ。それでいて美味しいところ全部もってっちゃうんだよな。

いつもは控え目にギター弾いてる柴崎さんも、アンコールのABORT//CLEARのあたりとかはグングン前に出てきてタカノリとイイ感じに絡んでたし、感情の起伏が乏しい人だけどそれなりに盛り上がっていたみたいです。

タカノリも終始ご機嫌で久々にコップ投げまくってました。クライマックスには水を口に含んで霧吹き状に吐き飛ばしたりも。OOOやウルワシキセカイでは最前の人(多分野郎)の手に自分からハイタッチしてたし!あーアンコールの最後の最後、去り際には最前列を端から端まで手を伸ばして駆け抜けて行ったな~

羨ましい!手が届く距離!!

近すぎて恥ずかしいとかも云ってたけどでもこれくらいの距離感がやっぱり好きだ。

アンコールといえば!Web of Night、英語ver.をギターでサビの部分だけ歌ってくれました!うわあーうわあーうわあーカッコイイー!!早くフルコーラス聴きたい!早くセットリストに入れてくれー

日替わりはWHITE BREATHでした。順番通りで予想を裏切ることもなく。しかし6月梅雨真っ只中だというのにこの日、最高気温30度ですよ?そんな日に「♪こんな寒い季節に~」とか「♪あたためあおう~」とか歌われても…

こういう日には夏メドレーやって欲しかった。この先日替わりメニュー増えることはないのかしら?

なんか憶えていることをつらつらと書いたら何とも纏まりないレポになってしまいましたが、いやー楽しかったです。そして何より疲れた。また思い出したら追加するかもしれないけど取り合えずかぞレポはこの辺で。

日替わりメモ

6月26日神奈川 魔弾 Web of Night初披露(アンコール時)

6月26日神奈川 LEVEL4 Web of Night(Wアンコール時)