love laboratory

TMRのうろおぼえライブレポート。今はほぼ過去ログ置き場。

『UNDER : COVER』 市川市文化会館 1F 25列

市川といえばcoodinatorツアーのlast resortを思い出します。SEVENTH HEAVENツアーではここ数年のうちで一番近かった2列目、去年は行かなかったので約2年振りの市川です。

過去2回行ってるし駅からの道も複雑じゃないから~と下調べもせず開演ちょい前に着くくらいの電車に乗って行って、駅からてくてく歩き始めたものの。。。アレ?こんな道通ったっけ?しかも同類らしき人が誰も歩いていない。。。アレ?市役所?こんなとこにあったっけ?

先に会場に着いている友人に恐る恐る電話して聞いてみたら、どうやら北と南を間違えて真逆に進んでいた模様!!(マックがあるからこっちでいいよね、安易に考えて歩いていたら、北と南、両方にマックがあったらしい・・・)

その時点で既に開演15分前。会場までは駅から徒歩10分。。。ヒィィィイ!!!

めちゃめちゃ焦りましたが猛ダッシュで駅まで走って戻って、そこからまた会場までダッシュ。どうにか5分前に着きました。ホッ

そんなこんなで会場に入った時には既にターボコールも始まっており、走ってきた汗も引かないままライヴに突入。でも逆に身体があったまっていたので、最初からガンガン飛ばしていけました。

市川はキャパ2000弱のこじんまりとしたホールなので、後ろの方でも全然近い!!そして今回のツアーの中で一番正面に近かったので、ステージや映像を見るには絶好のロケーションでした。

そうそう!登場時の衣装にオプションが追加されてましたよ!ボレロ風のジャケット?といいますか。前からあったっけ?と一瞬考え込んだけど、なかったよね?何故この時期に?って感じですが、王子っぷりを上げてました(笑)

今回のツアー、まぁ曲目はもう慣れ親しんだもので、曲の好き嫌いもあり「あー次はアレかー、ちょっと力抜こうかなー」なんて思ったりもするんですが(苦笑)今回はどの曲も頑張りました。あ、でも相変らずCHASE/THE THRILLのイントロではガックリ来るんですがね(一番盛り上がらなきゃいけないとこなのに~)

今回のセットリストで私的盛り上がりポイントは前半のZips、後半のcrosswise。あーこれであとアンコールあたりにGo'inとか来てくれたら盛り上がるのになー

あ、今回もアンコールは独裁ではなくHEART OF SWORDでした。神戸もそうだったらしく、これは本当に独裁は5月限定だったのか。まぁ、武道館ではやるでしょう。

ところであの物語、今回のライヴでようやく自分的に昇華できた、というか私なりの妄想なんですが、あの話の中でタカノリはサーヴァントなんですよ。Fateってゲームで出てくるキャラクター概念なんですが、かつて英雄だった存在が生前に果たせなかった願いを抱いて死んで、死してなおその願いを叶えるべく世界と契約して英霊(サーヴァント)になり、マスターの召還に応じて過去・未来問わず呼び出される存在なのです。

英霊となった時点で現世の時間軸とは違う時間軸で生きることになるので、呼び出されるのは未来だけではなく、自分が存在していた時代より過去に行ったり、あるいは同じ時代だったりするのです。

これをTMR風にアレンジすると、vestigeで天使だったタカノリは、人間を愛すという禁忌を犯したことによって罪を背負い、翼をもがれて死ぬ。でもvestigeのPVの最後に目を覚ます。これが英霊としての目覚め。死しても罪は消えず、人を愛したことによって堕天使となったタカノリは、逆に人の血を吸って命を奪わないと生存できない呪われた存在となったのです。(これで天使→吸血鬼に変身)

『彼女』との記憶も失くし、単に血に飢えた化物と化したタカノリ。ここでタカノリを英霊とした神の意図で中世のヨーロッパ(過去)に召還されます。

そこで何故かバリバリ日本人の彼女に再会!彼女に会ってかつて天使だった頃の記憶を思い出しつつ、自分がこの時代に召還された意味を悟ります。それは目の前にいる『彼女』は『かつての彼女』の前世で、タカノリの手によって命を絶つことによって輪廻転生の鎖を断ち切ることが出来、ここで『彼女』を殺すことによって未来で起こるであろう過ちを未然に防ぐことになる。つまり、『全てを無かったことに出来る』タカノリに神から与えられた最後の情けであり使命である、と。

『彼女』にとっては来世であり、タカノリにとってはかつてのことである未来のことを『彼女』は何も知らないけれど、目の前の彼と何かしらの因縁で繋がっていることだけは感じている。

そして彼が人をアヤめ続けるのを止めたいと願う。それが遠からず自分に起因していることを感じながら。

で、今の『彼女』が死ぬ。(これは自殺なのか病気なのかどっちでもいいけどvestigeでも自殺してたから自殺の方がいいのかな?)タカノリは刃を突き立てて鎖を断ち切ろうとする、が出来ない。で、自分の血を使って生き返してしまう。

生き返ってタカノリの眠る部屋でピアノを弾く『彼女』

タカノリはそのピアノの音で、幸せそうに目覚める。

ここまではオタク要素をふんだんに盛り込んで我ながらいい感じじゃん?と思ったんですが(細かい突っ込みはおいておいて)いかんせん、物語がここで終わっているんですよ。このあと二人はどうなったのか?上手いオチが見つかりません。このまま幸せに暮らしましたとさ、とはならないので、タカノリは英霊として生き続け、彼女は何度転生しても自殺を繰り返す運命だとか。。。これが悲しくも美しい物語?

実際のFateの「英霊」設定とは大幅に異なりますが、都合のいいところだけを使わせてもらいました。

長々オタク妄想を書き連ねてしまいましたが、ライヴは文句なしに盛り上がって、掛け合いも「まだまだ出せるだろー」と煽るのではなく「いいぞ市川ー」てな感じで、「いいんじゃないの市川」とベタ誉めでした。

MCはBSの番組の収録で先週の神戸が終わった後そのままタイに飛んで、昨日帰ってきたばかりだとか!タイの話を山のようにしてました。小象に触ったとか小象の鼻で鳩尾「ドスッ」ってやられたとか、ロブスターが犬のようにでかかった!とか、いや、もっといい話を沢山していたんですが全てはBSの番組を見ればわかると思うので省略。

毎年のことですがまだあと○回ある~と思ってたのに気が付くと残りの方が少なくなって、今回も残すところあと1回。七夕仙台です。

武道館もあるけど、本ツアーの最後を締めくくるべく、全力で臨みます。