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TMRのうろおぼえライブレポート。今はほぼ過去ログ置き場。

11周年

TMR、11周年おめでとう!

今日はお城で舞踏会ならぬ東京芸術劇場でミュージカルの千秋楽。TMRのデビュー記念日に千秋楽をあててくるのはなんとも卑怯ですよ。

ファンクラブ会員3人でトリプルで申し込んだものの抽選漏れしたので、おとなしく自宅で10周年記念武道館ライヴのDVD見てました。

武道館は既にBS FUJIで見ていたので、市販DVDは買ったままずっと放置していたんですが(ノーカットは嬉しいけど3時間ぶっ通しで見るのは大変だし)見始めたらBS FUJIのとは編集も一新していて、3時間飽きずに、久々にタカノリの歌とライヴを堪能しました。

改めて武道館映像を見て感じたこと。

彼が10周年でここまで『武道館』に拘ったこと。

それはやっぱり彼にとっての脱・DAなのかな、と今更ながら思いました。

もちろん楽曲はDAだし、ダンサーが出てきたり演出や照明もエンターテイメント色を前面に出してきているのは、今まで以上にTHE T.M.Revolutionって感じなんだけど、なんかここに到ってようやく、武道館に纏わる様々な想いにケリをつけることが出来たのかな、と。

彼にとって初めての武道館(95年のWhat's Jam)では挫折と孤独しか味わえず、その後98年の武道館は一種凱旋ライヴのようなもので、95年を思い出し号泣したものの、この頃はまだDAプロデュースとしての様々な葛藤に苦しみ(その葛藤は-eを挟んでTMR暗黒期まで引き摺ることに)ここ数年のガンダム期は吹っ切れたように見えつつも、DAプロデュースで始まったTMRというものにやっぱりケリをつけたかったような気がしました。全てが始まった、ここ、武道館で。

でも脱DAとはいえ、今後もTMRはDA楽曲提供のスタンスは変えないと思うので、それはそれで嬉しいような切ないような微妙な心境です。

大ちゃんは楽曲提供アーティストに対するやる気と愛情が目に見えて曲に出るから(苦笑)

ビジネスライクでずっと付き合っていく方がお互い割り切って活動できるんだとは思いつつも、昔のような、あの、大ちゃんの気合と愛情がつまった名曲は、もう生まれないと思うと、切ない。

今年はTMRは一時お休み。

10年間、あれこれあったものの、10年間TMRとして走り続けてきたんだから、まぁ今年くらいはTMRお休みしてもいいんじゃないかな。ここ5年くらいは毎年春から夏にかけてツアーに回っていたから、ツアーのない今年は寂しいけど。

今年はミュージカルでもバンドでも、好きなことをやって、また充電後に、TMRをしてくれることを願います。