love laboratory

TMRのうろおぼえライブレポート。今はほぼ過去ログ置き場。

『UNDER : COVER 2』 NHKホール 2階14列

 初日はポカーンとしたものの自分としては映像はさておきライヴとしては楽しめたからまぁ今回のツアーコンセプトに思うところはあるけどこれからの経過を見守ろう!と思ってたところに座間二日目の絶不調の速報!?
一日開けてどうにか声が出せた模様の堂本兄弟収録、それからNHKホール1日目、声出てたよ!って聞いたけど何だかもう久々に心配で胃をキリキリさせながらこの数日を見守ってました。
特に2DAYSの二日目というのもあり。決してコンディション的には万全じゃないし油断出来ないな。。。と。

結果、ライヴとしては声は出てたし、MCでちょっと掠れてて疲れみたいなのは感じたけど、歌声は堂々としたもので。
まだツアー始まったばかりで大丈夫???ってとこがあったけど、このライヴを、この歌声を、この笑顔を見たらこの先大丈夫!と思えるいいライヴだった。魂が篭ってた。
OOOとvestigeで歌詞間違えたり、他にも歌詞は危うい箇所もあったけどそれはノリが暴走した結果かな。
今日いい感じじゃない~?って言ってたのはホントそうだと思う。お前らもっと出せるだろ?とかたりねーよ!とか煽られつつ、殺伐した感じじゃなくって、全体的にほんわか、温かい空気に包まれてたと思う。
NHKも1日目は笑いが起きてたっていうけどもう2日目となると半分以上リピーターなんじゃないか、と。皆もう慣れたものでw

2回目見てようやくオープニングのあの画像はエンディングのあそこなんだ!と始まりの終わり的な作りなんだけど、ここもループしている世界を意識してるのかなーとか、パンフの解説読んだ後だからもうちょっと理解できるかな?と思ったけど・・・
ごめん、無理www
ご本人曰くロックと映像の融合、オペラって言ってたけど、オタク的見地から言わせてもらうと独りよがりというかストーリーの押し付けがましさが強くってダメなんだな~と、正にパルスのファルシがパージで!のFF13のプレーヤーおいてけぼりのストーリー先行のRPGのような。まぁ私、FF13もちゃんとクリアしたし、大丈夫よ、ついていけないことはないわ。

でもUCツアーのアレを進化させたって言ってるけど、UCの方が良く出来てたと思う。
こちら側にストーリーを想像、妄想させる余地を与えてるというか。
今回も曲に映像かぶせるのはいいけどセリフかぶせるのはちょっとなーとか、確かにミュージカルとかオペラ見に来てるって思えば納得なんだけど、ライヴってさ、共同作業でキャッチボールだから、一方的に投げられても返せないとダメなんだよね。
あと、もちろん一緒に盛り上がる部分もあるんだけど、自分の中で何かに重ねて盛り上げる、独りよがりなところも互いにあるわけで。そこに物語を押し付けられると自分の中で浸ることができないというか。

どの曲も好きだし、盛り上がるんだけど、浸りきれないってのが致命的。いやでもO.L.もラスリゾも泣きますけどね。
あととっておきのおはなしの柴咲さんのメロディアスなギターソロもきゅんきゅんクル。アレンジした人が演奏するってだけでなんかやっぱりその曲の深みが増すというか。
独裁のボイパは微妙だな~ボイパ好きじゃないってのもあるけど。
全体的にUC2なんで当たり前だけど、ラップやコーラスが入るんだよね。個人的趣味だけど正直その辺CDでもイラナイって思ってたけどライヴで聞いても萌えない(´・ω・`)
アルビレオは逆に原曲はそんなに盛り上がらなかったけどUC2アレンジの方が盛り上がる。
ZipsとLOVE SAVERは鉄板。
あ、今回は最初のアンコールの3曲目でチェイスリ追加。
タオル販促ですね。
実はチェイスリあんまり好きじゃないので、それならUC2なんだからBurnin'やってくれよ!とか思ったりもするんだけど、一応マフラータオル持参していってたので、チェイスリ始まるとみんながタオル出して掲げて回す様は壮観。
もうこれはミッチーの死んでもいいでポンポン出す的なノリだな~と。持ってないと仲間はずれ的に淋しいから販促タオル買おうね!

まぁそんなこんなでライヴは楽しいし大好きなんだけど、ここまで長い年月ファンやってくると、自分の中で伝説的なライヴもいくつかあって、それとは違う方向に行ってしまってるなーと。
Cloud Nineツアーが原点に戻ったようなライヴツアーだったけど、absを始めた頃かな?absは自分の好きな音楽をやるけどTMRは求められているエンターテイメント的な存在として期待に応えるみたいなことを言ってた時期があって、その覚悟がちょっと複雑だったんだけど、今回のツアーで目指した先が正にそれなのかな?と思うとやっぱり私の求めているものとは違うんだよなぁ。。。

それでもこのNHKホールに立つ気持ちはデビュー前1曲だけ歌った時と変わらないって言ってて、私はWhat's Jamは大宮ソニックシティと武道館しか行ってないけど、そのホールに行くといつもその時のことを思い出すし、NHKといえば維新Level→3ツアーだ~と、その時は中野サンプラザからNHKホールに出世した!って嬉しかったよね。
ラストアンコールでTommory Meets Resistance聞いて、同じここでステップ踏んでるのみたな~とか、今日WESTでお誕生日ライヴやってる某クロダくんとのちゅーがあったな~なんて思い出したり。
あれから16年近く経つわけだけど、ホント色々あったけど、そんな風に感傷に浸れることも、そして今もまた同じNHKホールでライヴができることを幸せに思う。

次は7月のカナケンです。カナケンも何度も足を運んだ思い出深いホール。
この1ヶ月でどんな進化を遂げるのか楽しみに待ちます。